Unsceneが切り開く新しい顧客体験
株式会社Unsceneが、新たに資金調達を実施し、次世代のカスタマーサポートプラットフォーム「Unscene Support」を発表しました。この新しいサービスは、AR(拡張現実)技術とAIチャットボットを駆使し、業界初の有形商品にフォーカスした問題解決を目指しています。
Unscene Supportの特徴
「Unscene Support」は、主に家電や家具など、一般的な有形商品の購入後に顧客が直面する問題に迅速に対応することを目的としています。具体的な特徴を見ていきましょう。
1. QRコードスキャン
このサービスの最大のポイントは、製品のQRコードをスキャンするだけで問い合わせが開始できるシンプルさです。これにより、型番入力や製品検索といった時間がかかる作業が省略され、すぐにサポートが得られる利便性があります。将来的には、段階的に物体認識技術を導入し、QRコードなしでもサポートが受けられるように進化する予定です。
2. AIチャットボット
「Unscene Support」には、24時間365日稼働するAIチャットボットが搭載されています。常に顧客の疑問に即座に対応できる体制を整えているため、顧客は待たされることなくサポートを受けられます。
3. ARガイド機能
ARの技術を利用して、目の前の製品に3Dビジュアルを重ね表示し、操作方法をより直感的に案内します。この機能により、従来の取扱説明書よりもわかりやすく、顧客の理解を助けることができます。
4. ライブビデオサポート
顧客が自己解決するのが難しい場合、オペレーターとのビデオ通話によるサポートも可能です。この方法により、操作指示を的確に伝えることができ、口頭での確認作業が減少します。
小売業向けの新サービス「Unscene Retail」
「Unscene Support」に加え、Unsceneは実店舗向けに「Unscene Retail」を開発中です。このサービスは、訪れる客に自動で接客を行い、訪日外国人客への多言語対応や接客人材不足を解決するためのソリューションとして位置づけられています。これにより、店舗内での顧客行動データを収集する新たな手段を提供することが期待されています。
Unsceneについて
株式会社Unsceneは、「Delightful Customer Experience Anywhere and Everywhere」をビジョンに掲げ、家電や家具といった有形商品の顧客体験の向上に取り組んでいます。デジタル情報へのアクセスをスムーズにし、ユーザーが求める情報を的確に提供することで、オフラインでの顧客体験を革新しようとしています。
今後の変化が注目される業界において、Unsceneの取り組みはますます重要性を増していくでしょう。
会社情報
- - 社名: 株式会社Unscene
- - 代表取締役: ビジャヤン・スワティナト
- - 本社: 東京都品川区東五反田2-8-5 5F
お問い合わせ
- - 本件に関するお問い合わせは、以下までお願いいたします。
株式会社Unscene 広報担当 江澤(えざわ)
E-mail:
[email protected]
こうした革新的な取り組みを通じて、Unsceneは今後も顧客体験の新たな領域を切り開いていくことが期待されています。