野沢温泉スキー場でのデジタル革新
長野県に位置する野沢温泉スキー場は、観光業界におけるデジタル改革を推進しています。株式会社キュリネス(本社:東京都港区)は、中華圏からの観光客に特化した新しいデジタルソリューション「QRSKI」を導入しました。このシステムは、中国で人気の「WeChat」を基盤として設計されており、訪日中華圏観光客へのサービス向上を目指しています。
QRSKIの特徴
QRSKIは、スキー場向けに開発された最先端のモバイルソリューションです。以下の主な機能があります:
- - 専用QRコードの活用:アプリのインストールが必要なく、QRコードをスキャンするだけで情報にアクセス可能です。
- - リアルタイム情報の提供:天候やリフト運行状況の確認が容易で、観光客はいつでも最新の情報を得ることができます。
- - カスタマーサポート:音声翻訳や画像翻訳機能を利用して、日本語と中国語の翻訳が可能。観光客とスタッフの間にある言葉の壁を解消します。
- - モーメンツ機能:体験を共有できるツールが用意され、口コミを促進し、他の観光客へのアプローチを強化します。
- - 直感的なデザイン:中華圏の訪日観光客に馴染みのある操作感が提供され、利便性を高めます。
中華圏からの観光振興
近年、中華圏からの観光客が増加しており、特にスキーリゾートは人気の旅行先となっています。2023年には長野県内の外国人宿泊者数が前年の7.1倍となり、中華圏からの観光客がもたらした経済効果が注目されています。野沢温泉スキー場とキュリネスは、こうしたニーズに応えるために協力し、最高の体験を提供することを目指しています。
野沢温泉スキー場の代表取締役社長、片桐幹雄氏は「QRSKIの導入により、中華圏のゲストがスキー場での滞在をより快適に楽しむことができます。国際化戦略の一環として、地域全体の観光活性化にも寄与したい」と語ります。
今後の展望
キュリネスは、QRSKIを全国のスキー場へ展開し、観光産業のデジタル化をさらに進めていく計画です。中華圏の利用者にとってさらに魅力的な観光体験を提供する仕組みを拡広し、国内の観光地の競争力を強化します。
野沢温泉スキー場の概要
- - 所在地:長野県下高井郡野沢温泉村大字豊郷7653番地
- - 営業期間:2024年11月30日~2025年5月6日
- - スキー場総面積:785ha
- - 最長滑走距離:10,000m
- - コース数:36
詳しい情報は
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WeChatについて
WeChatは中国で広く利用されているスーパーアプリで、月間アクティブユーザー数は13億人を超えています。訪日観光客の多くが利用しており、スキー場のデジタル化においても重要なプラットフォームとなっています。このような背景を活かして、QRSKIは中華圏の観光客に特化したサービスを展開していきます。
問い合わせは、株式会社キュリネスへどうぞ。
住所:東京都港区虎ノ門 1丁目 17番 1号
代表取締役:花 東江
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