にごり酢まつり
2025-11-28 13:26:22

全国の蔵元が集結!「にごり酢まつり」で新たな発酵文化の誕生

全国11の造り手が集った「にごり酢まつり」の開催



2023年11月25日、東京・下北沢で行われた「にごり酢まつり」は、11社の全国の蔵元やコンブチャメーカーが集まる一大イベントとなりました。この日は、150名以上のメディア関係者や一般参加者が会場に訪れ、にごり酢やコンブチャの豊かな味わいを体験しました。これは「酢酸菌ライフ」の一環であり、酢酸菌の持つ健康価値や家庭での取り入れ方を広める目的での開催です。

開会セレモニーの様子



このイベントの開幕にあたり、発酵デザイナーの小倉ヒラク氏や、キユーピー株式会社の奥山氏が開会の挨拶を行いました。小倉氏は、日本の発酵文化が海外でも注目を集めていることを踏まえ、「新しいお酢文化の始まり」と語り、これからのカジュアルな使い方に期待を寄せました。一方、奥山氏は酢酸菌の健康効果に焦点を当て、免疫力向上やアレルギー症状の緩和に寄与する可能性について触れ、来場者にその魅力を知ってもらいたいと意気込みを述べました。その後、全11社の蔵元が壇上に並び、参加者にはにごり酢やコンブチャでの乾杯が行われ、華やかなスタートを切りました。

各社のこだわりが披露されるブース



会場では、参加した11社が自社の「にごり酢」と「コンブチャ」を提供するブースを設け、参加者はそれぞれの製法や原料の違いを楽しみながら飲み比べを行いました。にごり酢は昔ながらの製法で仕込まれており、酸味がまろやかで深い味わいを持っています。また、代々木上原の「按田餃子」とのコラボにより、水餃子とのペアリングも楽しむことができ、参加者はその美味しさに感動していました。

発酵デパートメントとのコラボ



さらに、会場近くの発酵専門店「発酵デパートメント」では、にごり酢やコンブチャの試飲・試食ができる特設コーナーが設けられました。全国の蔵元が集まるこの機会は非常に貴重で、多くの来場者が全種類を試したいという声をあげていました。実際に、全銘柄をまとめて購入する参加者も見られ、にごり酢の新たな魅力を再確認できる場となりました。

にごり酢の復興と酢酸菌文化の重要性



にごり酢は、かつては一般的な存在でしたが、技術の進歩とともにその姿が消えつつありました。しかし、近年、酢酸菌の健康への効果が認知されるようになり、再び注目を集めています。全国の蔵元は、5年以上かけてその復興に取り組み、酢酸菌を含むにごり酢やコンブチャの文化を次世代へ繋げるために活動しています。11月25日を「いいにごり酢の日」と定め、酢酸菌文化を広める努力の一環としています。

まとめ



「にごり酢まつり」は、ただの試飲イベントではなく、日本の伝統的な発酵食品の重要性を再認識するきっかけとなりました。今後もこの活動が続くことで、酢酸菌文化が広まり、健康的な食生活が促進されることが期待されます。今後のイベントにも注目していきたいですね。

会社情報

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酢酸菌ライフ
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