住まい支援の10年を振り返るシンポジウムのご案内
2025年12月21日(日)、東京都新宿区にて、住まい支援の歴史と未来を考えるシンポジウムが開催されます。このイベントは、認定NPO法人ビッグイシュー基金が主催し、住まい支援事業の開始から10年を振り返る重要な機会となります。
住まい支援の歴史と課題
この10年間で、日本は様々な形で住まい支援に取り組んできました。特に、空き家の活用や家賃補助といった政策が進められ、多くの人々が住まいを持つことができるようになりました。しかし、依然として多くの人々が困難を抱え、住まいにアクセスできない現実もあります。このシンポジウムでは、現場の声を通じて、これまでの取り組みや課題を共有し、今後の政策のあり方を議論していきます。
プログラム内容
シンポジウムは、専門家による基調講演や事業報告、パネルディスカッションで構成されています。
基調講演
最初に、居住福祉の専門家である葛西リサさんが登壇し、「住宅政策と社会的包摂」というテーマで講演を行います。彼女は、住まいの困難に直面している人々の現状を解説し、それに伴う政策課題について深く掘り下げます。
事業報告
続いて、ビッグイシュー基金の代表者や協働団体のメンバーが、実施している具体的な支援事業について報告します。特に、コロナ禍中に開始された「おうちプロジェクト」の進捗や、補助事業の効果について共有します。また、尼崎市での事例も紹介され、地域資源を活かした住まい支援のモデルが提示される予定です。
ディスカッション
最後に、基調講演者や事業報告者を交えたパネルディスカッションが行われます。参加者からの質問を受け付けながら、未来の住宅政策についての多角的な議論が交わされる予定です。
参加方法
シンポジウムは事前申し込みが必要で、定員は先着100名です。参加を希望される方は、下記のPeatixイベントページからのお申し込みをお待ちしています。参加費は1,000円で、資料代として利用されます。
イベント申込みはこちら
住まい支援への新たな一歩
このシンポジウムを通じて、参加者が住まい支援を取り巻く課題を理解し、変化を促すきっかけとなることを期待しています。居住支援や福祉に関心のある方々にぜひご参加いただき、意見を交わしていただければと思います。
お問い合わせ
本イベントに関するお問い合わせは、ビッグイシュー基金東京事務所までご連絡ください。電話番号は03-6380-5088です。
多くの方々の参加をお待ちしております。