南九州市と学生たちによる地域課題解決プロジェクト
鹿児島県南九州市は、その豊かな自然や歴史、そして何より日本一の生産量を誇る「知覧茶」を有する地域です。南九州市では、これらの地域資源を最大限に活用し、地域課題を解決するために大学生と連携した新たなプロジェクトが始まります。このプロジェクトでは、自治体や大学コーディネーターが連携し、フィールドワークを通じて若年層の視点による地域産品の活用や販売手法を学び、地域の魅力を再発見することを目指します。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは令和8年の8月から翌年2月までの期間、学生たちが南九州市の地域資源を学び、それを活かした活動を行うことが中心です。参加する大学は相模女子大学、龍谷大学、そして呉工業高等専門学校の3校で、地域の特産品や観光資源の再活用に取り組むことになります。
プロジェクトの3つの柱
1. 学生との関わりを深める機会の創出
南九州市は若者が進学や就職で都市部へと流出しがちです。そこで、県外の大学と連携し、南九州市を知るきっかけを提供することが重要です。プロジェクトでは、学生たちが地域を訪れ、地元の魅力を再発見し、持続的な関係人口の構築に向けた活動を行います。
2. 原材料供給地からの脱却
南九州市では茶の生産が盛んですが、現在は原材料供給のみであり、付加価値が少ない状況です。このプロジェクトでは、学生たちが生産者の収益向上につながる商品開発に挑みます。例えば、知覧茶を用いた新たな飲食メニューの開発などが考えられます。
3. 駅舎の機能高度化
地域のほとんどのコミュニティにとって欠かせない交通手段であるJR指宿枕崎線。しかし、利用者が減少している現状があります。そこで、地域の重要な拠点である「西頴娃駅」に賑わいをもたらすため、駅舎のDIY改修を行います。この取り組みによって、地域住民や学生が集う場所を作り出すことを目指します。
実施スケジュール
- 学生との関わりを深める活動(相模女子大学参加):8月2日から8日まで。
- 駅舎の機能高度化に向けた活動(龍谷大学・呉工業高等専門学校参加):8月23日から28日まで。
企画・運営
このプロジェクトは、NPO法人頴娃おこそ会の理事長であり、地域おこし協力隊の元メンバーである小野寺宗貴がプロジェクトコーディネーターを務めています。地元のニーズを理解し、地域に根付いたものづくりを実現するため、熱意を持ってプロジェクトを進めます。
まとめ
南九州市の地域資源を最大化し、学生たちと協力することで地域の持続可能な発展を目指すこのプロジェクトは、新しい形の地域振興モデルの一環として注目されます。地域の魅力を再発見し、地元に愛着を込める若い世代が育つことを期待しましょう。南九州市に関係する方は、この機会にぜひ関心を持っていただきたいものです。