施設管理の悩みを解決!ArcLibの新機能
住友セメントシステム開発株式会社が提供する施設維持管理向けクラウドサービス『ArcLib』に、この度新機能「不具合進捗管理機能」が加わりました。2025年11月からの提供開始を予定しており、この機能は施設管理業務の様々な課題を解消するために特別に設計されています。
現在の課題とは?
施設管理業務では、不具合が発生した際の対応が非常に重要ですが、現場における連絡や情報の共有がスムーズに行われることは少なく、多くの課題を抱えています。以下に、その具体的な問題点を挙げてみましょう。
1.
連絡体制の不備
責任者への連絡がうまくいかないと、クレームが発生するリスクが高まります。
2.
情報共有の不具合
電話やメールなど、さまざまな連絡手段が存在し、それにより情報が散乱してしまうことが多いです。
3.
タスク管理の難しさ
担当者がエクセルなどを用いて個別にタスクを管理しているため、全体の流れを把握しづらいのが現状です。
こうした課題を解決するために、住友セメントシステム開発は新たなアプリを開発しました。
新機能の特徴
1. 簡単な現場報告機能
新機能では、現場から直接不具合の報告が行えるアプリが用意されており、状況を簡単に入力可能です。特に、発生状況の写真や動画を添付することができ、視覚的に状況を把握してもらいやすくなっています。これにより、責任者が現場に行く必要がなくなるため、迅速な対応が実現します。
2. 確認漏れの防止
不具合の進捗や状況変化があった際、担当者には自動的に通知が届く仕組みを導入しました。これにより、リアルタイムでの状況把握が可能となり、対応漏れを大幅に減少させることが期待されています。
3. 業務の効率化
案件の進捗を一目で確認できる機能も備えており、発生状況や必要な費用などの情報を一元管理できます。これにより、オーナーへの報告も効率的に行えるようになります。
ArcLibとは?
住友セメントシステム開発が提供するArcLibは、2009年からオフィスビルや商業施設、工場などの多様な施設に特化したメンテナンス作業を支援するクラウドサービスです。年間や月間の作業計画を立てるだけでなく、実施結果の報告や中長期的な修繕計画の運用も行えるため、施設管理業務のトータルサポートが可能です。
特筆するべきは、2013年から導入されたモバイルアプリで、点検作業をタブレットから簡単に記録することができます。これに加え、最新のAI技術を用いたメーター画像解析も行っており、現在ではスマートフォンでの作業記録も可能となっています。
未来へ向けた展望
住友セメントシステム開発は、今後もArcLibの機能を強化し、帳票出力の改善を行う予定です。施設管理の効率化を進め、より良いサービスを提供するための努力を続けていくことでしょう。
詳細は公式サイト(
ArcLib)をご覧ください。
会社概要
- - 会社名: 住友セメントシステム開発株式会社
- - 所在地: 東京都港区芝大門1-1-30 芝タワー3階
- - 代表者: 代表取締役社長 辻田 享二
- - 設立: 1988年12月
- - 資本金: 1億円
- - 事業内容: ソフトウェアサービスの開発、販売
- - URL: https://www.sumitem.co.jp/