東京都で20代と50代のハラスメント意識の違いを調査実施！

東京都カスハラ防止条例施行に向けて

東京都でカスタマー・ハラスメント防止条例が施行されるにあたり、進行中の社会問題に関する意識調査の結果が注目されています。ロープラス社会保険労務士法人が実施したこの調査では、20歳代と50～60歳代の世代間でのハラスメントに対する意識の違いを明らかにしました。

調査の背景

カスタマー・ハラスメントとは、顧客からの不当な行為を指し、特に飲食店や小売業界で問題視されています。2025年4月1日から施行されるこの条例に合わせ、20代と50～60代の意見を比較することは、世代間ギャップの理解を深める重要なステップです。これは、業界全体のハラスメント防止に向けた意識啓発としても重要です。

調査方法と結果

調査は、全国の男女1,000名を対象に行われ、20歳代と50～60歳代がそれぞれ500名ずつ参加しました。調査内容は、日常生活でよくある10種類の発言について、「これはハラスメントに該当するか」と判断するというものでした。20代の回答者が「ハラスメントに該当する」とした割合は50～60代よりも高いという結果が出ました。

具体的な発言例として、過去に対応してくれたスタッフを尋ねたり、冗談として値引きを求めるような発言が含まれますが、これには20代が敏感に反応しやすい傾向が見られました。

決起イベントの概要

これらの調査結果を踏まえ、ロープラス社会保険労務士法人は、2025年3月29日に人事図書館にて決起イベントを開催します。このイベントでは、調査結果の発表だけでなく、20代・30代の社労士コミュニティ「社労士7％Club」を発足します。このコミュニティは、若手社労士のネットワークを築き、業界の未来を熱くすることを目指しています。