2025年さっぽろ雪まつりで特別なダンスパフォーマンス『ミナミナ』開催

2025年さっぽろ雪まつりでの特別パフォーマンス『ミナミナ』

2025年2月7日、大通西8丁目の「雪のHTB広場」で、特別な一夜限りのダンスパフォーマンス『ミナミナ』が開催されます。このイベントは、自然への感謝や世界平和をテーマに、株式会社プリズムが総合プロデュースしています。ホストキャストには、アイヌの伝承者である秋辺デボ氏が参加し、伝統的なアイヌ舞踊とコンテンポラリーダンスのコラボレーションが行われます。

イベントの背景には、北海道独自の文化や伝統を大切にしつつ、それを世界に発信するという強い意志があります。出演するのは、アイヌ儀式を学んだ踊り手たちから構成された「チームピリカプ」や、ダンサーの品田彩さん、大渕水緒さんなどです。彼らは、ダンスを通じて「笑顔」をテーマに、手を取り合いながら観客との想いを繋げます。

パフォーマンスのコンセプトと内容

『ミナミナ』というタイトルは、日本語の「みな（皆）」とアイヌ語の「ミナ（笑顔）」を掛け合わせたもので、異なる文化や背景を持つ者同士が踊ることで生まれる共通の「笑顔」を表現しています。この意味には、互いの違いを認め合い、共に楽しむことによって新たな関係性を築いていく意義が込められています。

また、パフォーマンスの中ではプロジェクションマッピングを用い、視覚的な演出によって観客の心に残る体験を提供します。アイヌの伝統舞踊や楽曲も融合し、観客を止まらない感情の渦へと引き込むことでしょう。

株式会社プリズムの活動について

プリズムは、2013年に『さっぽろ雪まつり』で初めて雪像へのプロジェクションマッピングを手がけた実績があります。その後も数々の作品を世に送り出し、地域の文化を大切にしつつ、新たな芸術表現の場を提供しています。2025年には「銀鱗荘」大雪像へのプロジェクションマッピングショーを企画中で、ますます多くの人々に北海道の魅力を伝えることを目指しています。

まとめ

この『ミナミナ』は、ただのパフォーマンスにとどまらず、観客一人ひとりに心の中に住む「笑顔」を呼び覚まし、新たな気付きを与えてくれる機会となるに違いありません。2025年さっぽろ雪まつりで、ぜひこの特別な一夜を楽しんでみてください。地域の文化や伝統に触れることができる貴重な体験は、きっとあなたの思い出に残ることでしょう。