大阪・関西万博の水給水スポットでCO2削減1,000トン達成！

大阪・関西万博の給水スポットに注目！

2025年10月13日、大阪・関西万博の閉幕を迎え、会場内で設置された給水スポットの利用回数が驚異の1,200万回を超えました。これにより、約1,000トンのCO2が削減され、環境保護への重要な一歩となりました。この取り組みは、株式会社OSGコーポレーションが推進する「ステハジ」プロジェクトの一環であり、「気候変動」「熱中症」「プラスチックごみ削減」をテーマにした啓発活動です。

「ステハジ」プロジェクトの目的

「ステハジ」とは、“使い捨ては恥ずかしい”というコンセプトのもと、個人や企業、地域ごとに海洋プラスチック問題や使い捨て文化の解決に向けた意識改革を促すプロジェクトです。本プロジェクトには、2025年10月時点で408の団体が参加しており、その努力が結果として現れたのがこの給水スポットの設置です。

開設された給水スポット

万博会場内には全53台の給水スポットが設置され、来場者と運営スタッフは自由に水を補給できる環境が整いました。このような取り組みは、単に水分補給の手段を提供するだけでなく、訪れる人々に環境保護の意識を育む内容になっています。特に近年問題視されている熱中症に対しても効果的に対応するため、専門家によるサポートも行われました。

環境意識の変革

「マイボトル給水」が新たな選択肢として浸透することにより、来場者は自らの行動を見直し、日常生活においてもサステナブルな選択ができるようになることを目指しています。安易な使い捨てごみの削減だけでなく、再利用可能なアイテムがもたらす利益に気づくことは、未来社会の実験場としての万博らしい意義ある成果と言えるでしょう。