キヤノンITSの再生可能エネルギー
2025-12-18 10:39:29

キヤノンITSが西東京データセンターで太陽光発電の実証実験を開始し持続可能な運営を推進

キヤノンITSの持続可能なデータセンター運営



日本の企業が持続可能な社会を目指して様々な取り組みを進めていますが、キヤノンマーケティングジャパングループ傘下のキヤノンITソリューションズは、その一環として西東京データセンターで太陽光発電の実証実験を開始しました。この取り組みは、環境負荷の少ないデータセンター運営を実現し、再生可能エネルギーの活用を推進するものです。

環境課題への対応


近年、地球温暖化やエネルギー資源の枯渇といった問題が深刻化している中で、企業は環境への配慮を求められています。特に電力消費が多いデータセンターでは、エネルギー効率の向上と再生可能エネルギーの利用が重要視されています。キヤノンITSは、社会の要請に応えるべく、持続可能なインフラ整備に積極的に取り組んでおり、省エネルギー化と再生可能エネルギーの利用を両立させる努力をしています。

2024年4月からは再生可能エネルギー由来の電力を外部から調達していますが、今回の実証実験によってその活用をさらに強化する方針です。

実証実験の概要


西東京データセンターの2号棟に設置された太陽光発電設備は、年間で約69MWhの発電量を見込んでいます。この設備により、一部の電力を自家発電でまかなうことで、環境負荷の軽減だけでなく電力コストの抑制も目指しています。また、災害時や緊急時の電力供給の多様化にも寄与し、BCP(事業継続計画)の観点でも重要な施策とされています。再生可能エネルギーの導入は、企業の抵抗力(レジリエンス)を高めることにもつながります。

今後の展望


太陽光発電設備の導入を機に、さらなる再生可能エネルギーの活用を進める方針です。今後は蓄電池の導入や他の再生可能エネルギー技術の活用、オフサイトPPAなど新たな電力調達手法の導入も検討されています。これらの取り組みを通して、環境負荷の少ないデータセンター運営を実現し、持続可能な社会の構築に寄与することを目指しています。



西東京データセンターの位置づけ


西東京データセンターは、自然災害の影響を受けにくい武蔵野台地に立地しており、その高い運営品質やサービスの充実ぶりが高く評価されています。特に金融業や製造業、クラウド事業者など多くの企業に利用されており、高い信頼性を誇るファシリティとして注目されています。また、ティア4レベルの性能を誇り、世界基準の運営品質を証明するM&O認証を取得しています。

キヤノンITSは、こうしたデータセンターの特長を生かし、より持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けていく所存です。興味のある方は、ぜひ西東京データセンターの紹介動画もご覧ください。詳細についての問い合わせは、データセンターサービス本部へご連絡いただければと思います。

西東京データセンターのホームページを訪問すると、さらなる情報が得られます。


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会社情報

会社名
キヤノンITソリューションズ株式会社
住所
東京都港区港南2-16-6キヤノンSタワー
電話番号
03-6701-3300

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