スプリックスとD1-Labが新たな教育事業を開始した背景とは

スプリックスとD1-Lab、教育×エンタメの新会社設立へ

教育とエンターテインメントを結び付けた新たな事業展開が始まります。株式会社スプリックス（代表取締役社長：常石博之）と株式会社D1-Lab（代表取締役：北祐一）が手を組み、新たに設立されたのは『Edutainment-Lab』。この新会社は、東京都渋谷区に本社を置き、教育コンテンツの質を高める取り組みを行います。

会社設立の背景

スプリックスは、日本国内で多くの教育事業を展開している東証上場の企業で、特に個別指導塾「森塾」や進学塾「湘南ゼミナール」で知られています。これらの塾は、多数の合格者を輩出し、その実績は国内外で評価されています。また、スプリックスは教育コンテンツの開発にも力を入れ、世界50ヵ国以上で学習教材を提供しているのです。

一方、D1-LabはBrave groupの100%子会社として、CG制作やモーションキャプチャスタジオの運営を行っています。オンライン学習プラットフォーム「MEキャンパス」やファン向けサービス「FAVii」を展開するなど、先進的な教育事業に取り組んでいます。

共同の想い

両社が共同で新会社を設立するに至ったのは、それぞれの強みを活かし、教育事業の新たな可能性を探るためです。D1-Labが開発した「MEキャンパス」とスプリックスの教育ノウハウを融合させ、より楽しく学べる環境を整備することを目指しています。これにより、教育とエンターテインメントを融合させ、学ぶことの楽しさを引き出していくのです。

今後の展望

これから、Edutainment-Labは多様な教育プログラムを提供し、特にVTuberを活用した教育コンテンツにも力を入れる予定です。デジタルを駆使した新しい学びの形を創造し、学生たちに新しい体験を提供することを目指します。

代表者たちのコメント

新会社設立に際し、スプリックスの代表である常石氏は、「『教育を通じて人生の新しい季節を提供する』というミッションを掲げ、今後も様々な取り組みを進めていきたい」と意欲を示しました。

Edutainment-Labの鵜沢代表は、「テクノロジーを用いて、より多くの人々が楽しく学べる未来を創りたい」と述べ、D1-Labの北代表も「学びの力で人々の可能性を広げることが目標」と強調しています。