新たなWi-Fi認証サービス「Japan Wi-Fi認証サービス」登場
エヌ・ティ・ティ・ブロードバンドプラットフォーム株式会社(NTTBP)が、訪日外国人観光客や国内利用者のために、「Japan Wi-Fi認証サービス」を新たに提供開始しました。このサービスは、すでに広く利用されている「Japan Wi-Fi auto-connect」アプリと連携し、6つの多様な認証方式を備えています。
背景
近年、日本を訪れる外国人観光客の数が増加し、それに伴い都市部や観光地、空港などでのWi-Fi需要が急激に高まっています。特に、スマートフォンを使った決済やオンラインチケットの利用が広がり、迅速かつ安定したインターネット環境が求められています。このような背景から、NTTBPは認証サービスを整理し、エリアオーナーが施設の特性に応じた認証方式を選択でき、利用者がどこでもシームレスに接続できる環境を整えました。
Japan Wi-Fi認証方式
「Japan Wi-Fi認証サービス」では、以下の6つの認証方式を提供しています:
1.
ポータル認証方式:SNSやメール認証などを組み合わせた利用者が安全に利用できるモデル。総務省ガイドラインに準拠。
2.
認証レス方式:入場をチケット制にした会場向けで、スムーズな接続を実現。
3.
国際ローミング方式:OpenRoamingやeduroamに対応し、事前登録した利用者にシームレスな接続を提供。
4.
広告方式:広告を閲覧することで無料Wi-Fiが利用できるモデルで、高速通信を安定的に提供。
5.
コード方式:事前に配布したコードを入力することで利用できる認証方式。
6.
アプリ連携方式:高いセキュリティを持ち、アプリによる自動接続をサポート。これにより、利用者はスムーズなネット接続が可能になります。
利用者とエリアオーナーのメリット
利用者にとっては、Japan Wi-Fi auto-connectアプリを通じて、どの認証方式でも容易に接続できることが大きな利点です。また、世界各国での接続体験を統一することが可能となるため、海外から来た利用者にとっても非常に便利なサービスです。
エリアオーナーにとっても、さまざまな認証方式の中から自施設に最適なものを選択できる点が大きなメリットです。加えて、広告やチケット収益モデルを活用することにより、フリーWi-Fiの収益化が可能になります。
取り扱いWi-Fi機器
本サービスに対応するWi-Fi機器は、NTTBPが提供する無線品質ブランド「BP Wi-Fi」により検証されています。この「BP Wi-Fi」ブランドは、対応機器が無線性能や動作の安定性、認証互換性の観点から実環境で評価された結果に基づいて選定されています。
今後の展開
NTTBPは、今後も「Japan Wi-Fi認証サービス」を通じて、日本最大級のWi-Fi認証プラットフォームを目指し、利用者と施設をつなぐ重要なインフラとしての役割を果たしていく所存です。
さらに、認証サービスの詳細や最新のWi-Fi機器情報については、公式サイトで随時更新されています。利用者とエリアオーナーのニーズに応じてサービスが拡充されていくことが期待されます。
セミナーのご案内
このたび、NTTBPによるWi-Fi認証サービスの詳細を紹介するオンラインセミナーが開催されます。ぜひご参加ください。
- - 日時:2025年11月20日(木) 16:30~18:00
- - 形式:オンライン(事前登録必須・参加無償)
- - 主催:NTTBP
- - 協力:HPE Aruba Networking
詳細や申し込みは、公式サイトをご確認ください。