JAZZの街吉祥寺を感じるアップサイクルTシャツ新登場

吉祥寺で発売されるアップサイクルTシャツ

2025年5月1日、東京都武蔵野市の「オンワード・リユースパーク吉祥寺」で特別なアップサイクルTシャツが販売されます。この新作は、長い歴史を持つ吉祥寺のジャズカルチャーをイメージしてデザインされました。

オンワード・リユースパーク吉祥寺とは？

「オンワード・リユースパーク吉祥寺」は、株式会社オンワードホールディングスが2014年に設立した、リユース衣料品を扱う専門店です。このお店は、環境や社会貢献にフォーカスし、持続可能なファッションを提案しています。12年目を迎えたこの店舗では、地域の人々に愛され、常に新しい取り組みを行っています。

お店はジャンルを超えた多様な「カルチャー」を表現し、今や吉祥寺の象徴的な存在となっています。その中でも、今回のテーマは“JAZZの街吉祥寺”。1960年代に初めてのジャズ喫茶がオープンしてから、この街はジャズの中心地としての地位を確立してきました。音楽の力で地域を盛り上げたいという思いから、このアップサイクルTシャツの製作が実現しました。

アップサイクルTシャツの特徴

新しいTシャツは、回収した衣料品に特別なプリントを施し、50種類以上のデザインから1種類が選ばれます。価格は税込3,300円で、環境への配慮がされながらファッショナブルなアイテムとして展開されます。また、販売の売上は全てリユース活動に還元されるので、一枚のTシャツが地域の持続可能な活動に貢献します。

ディスプレイ展示の案内

この特別なアイテムの発売にあたって、店舗では2025年3月14日から5月23日まで、ジャズの歴史に焦点を当てたディスプレイ展示も行われます。同時に、吉祥寺音楽祭の40周年に向けて、地域の音楽シーンとのつながりを感じる機会にもなります。吉祥寺という街づくりに自ら関わり、再利用によって新たな価値を生むことを目指しています。

衣料品循環への取り組み

「オンワード・グリーン・キャンペーン」は、持続可能なファッションの実現に向けた重要なプロジェクトです。これまでに、約884万点の衣料品が集められ、リユースやリサイクルが行われています。回収された衣料品は、新しい用途へと生まれ変わり、多くの支援活動にも活用されています。例えば、リサイクルされた素材から生まれた毛布は、海外の被災地への支援に融通されています。