日本初!「家事クリエイター」資格制度の魅力とは
2019年11月、日本初となる「家事を仕事にする」資格制度「家事クリエイター」が始まります。この新たな資格制度は、すでに活動しているタスカジさん向けの「タスカジゼミ」で培った家事スキルやビジネススキルを元に、キャリアとしての家事の重要性を再評価する試みです。
資格制度の背景
現在、日本では専業主婦(夫)が家事や育児を通じて得られるスキルが、就職活動において評価されないケースが多く見られます。そのため、これまでの経歴がブランクとして扱われ、再就職の際に困難を感じる方が少なくありません。一方、共働き世帯の増加により、家事の担い手が不足し、家庭の負担はますます増大しています。このような状況に対処するため、家事を職業とする新しい道が求められています。
実際、共働き世帯率は2000年の50.7%から、2018年には66.8%にまで上昇しているのです(内閣府「男女共同参画白書」より)。
家事を仕事にする意義
タスカジでは、家事は単なる労働ではなく、家庭で培った知識や経験が詰まったプロフェッショナルなスキルであると考えています。さらに、家事は立派なキャリアであり、社会貢献につながる重要な仕事なのです。この資格制度を通じて、家事のスキルをビジネスに活かす人材を育成し、専業主婦(夫)のキャリア向上を図ります。
資格取得のステップ
「家事を仕事にする」ためには、以下の2ステップが必要です。
1. 自身の家事スキルを確認する
2. 他人のニーズに適した価値を提供する
このプロセスを経ることで、多くの方が自信を持って家事を職業にする道を歩めるようになります。特に、自分のスキルに疑問を持つ方々にとって、この制度は大きな支えとなるでしょう。
資格講座の詳細
「家事クリエイター」資格には、2級と1級があります。
2級家事クリエイター
- - 基本的な家事知識を習得
- - サービス提供者としての基本的なコミュニケーション技術を学ぶ
1級家事クリエイター
- - 高度な家事知識を深める
- - よりクリエイティブな仕事を実現するためのスキルを習得
- - タスカジで6ヶ月間の実務を経験し、試験を受ける
資格取得後は、3年ごとに更新講習が必要です。このように、単なる知識の習得だけでなく、実務経験が重視されています。
申し込み方法とキャンペーン情報
現在、「2級家事クリエイター」の掃除科目の申し込みが行われています。興味のある方は、オンラインで手続き可能です。また、家事知識を楽しみながら学べる「タスカジさん監修ミニ検定」も同時に実施中で、検定を受けてタスカジさんに応募しデビューした場合には特典もあります。
タスカジのサービスについて
タスカジは、家事をお願いしたい人と多彩なスキルを持つハウスキーパーをつなぐプラットフォームです。利用者数は約60,000名、登録タスカジさんは約2,100名に達しています。このシェアリングエコノミーの仕組みを通じて、家事をもっと身近に、もっとクリエイティブに捉えられる世の中を目指しています。
まとめ
「家事クリエイター」資格制度は、家事のスキルを新たなキャリアとして活用できるチャンスを広げます。専業主婦(夫)や家事を職業としたい方々に、意義のある働き方を提供していくこの取り組みが、今後の社会にどのような影響を与えていくのか期待が高まります。