産学連携で地域貢献
2024-12-04 13:22:38

北九州市立大学とウイングアーク1st、教育連携で地域社会に貢献を目指す

大学と企業の新たな協力体制



2024年12月4日、北九州市立大学とウイングアーク1st株式会社が産学連携の協定を締結しました。この協力関係は、地域社会の発展と優秀な人材の育成を目的としています。特に、北九州市立大学が2027年に設立を予定している「情報イノベーション学部(仮称)」において、両者が共同で教育を行うことが期待されています。

新学部設立の背景



近年、デジタル技術の進展とともにデジタル人材の需要が急増しています。北九州市立大学はこれに応え、実践的な教育を通じて、地域企業にとって必要な高度なデジタル人材を育成することを目指しています。新学部では、企業との連携を強化し、プロジェクトベースの学習(PBL)を取り入れ、学生に実務に即した経験を提供します。また、新しいキャンパスが小倉都心部に設立され、企業との共同教育が進めやすい環境が整備されます。

ウイングアーク1stの役割



ウイングアーク1stは「Empower Data, Innovate the Business, Shape the Future.」というビジョンを掲げ、20年以上にわたりデータ活用を通じたビジネス革新を支援してきました。地域企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)推進にも積極的に関与しており、2023年には北九州市と包括連携協定を締結し、地域企業の支援体制を整えています。新学部への包括的な支援として、授業料の全額支給を行う奨学金制度も設けられ、学生の学びをサポートします。

共同教育プログラムの展望



この産学連携協定においては、北九州市立大学とウイングアーク1stが共同で取り組む教育プログラムが計画されています。リアルデータの収集や解析を行うフィールドワークや起業家教育など、実践的な課題解決能力を養う内容がカリキュラムに盛り込まれます。これは、学生に社会人基礎力を身につけさせ、地域社会に貢献する即戦力人材を育成することを目指しています。

まとめ



このように、北九州市立大学とウイングアーク1stの産学連携は、地域社会の発展と次世代を担う人材の育成に向けて大きな一歩となるでしょう。双方の共同の努力により、デジタル時代に必要なスキルを持った人材が誕生し、地域経済の活性化が期待されます。この取り組みは、地域全体にとって非常に重要な意味を持つものとなるでしょう。


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会社情報

会社名
ウイングアーク1st株式会社
住所
東京都港区六本木三丁目2番1号六本木グランドタワー
電話番号
03-5962-7400

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