思い出をデジタルで持ち帰ろう!日本初のデジタルおみやげ専門ECモール「デジオミ」が誕生
株式会社PARTICLEが、日本初となるデジタルおみやげ専門のECモール「デジオミ」をリリースしました。全国各地のエンタメ事業者は、来場者に対して、デジタルパンフレットやバーチャル背景などのデジタル形式のおみやげ商品を販売することが可能になります。
「デジオミ」は、イベントやテーマパークなどのデジタルおみやげをスマホで簡単に購入・保存できる、画期的なサービスです。従来のおみやげのようにかさばったり、劣化したりする心配もなく、リーズナブルに思い出を形にすることができます。
特に注目すべきは、寺院巡りの「御朱印」をモチーフにした新サービス『スマホdeご趣印』です。各エンタメサービスを体験した記念を、手軽かつ唯一無二のデジタルカードとして提供することで、購入者に特別な思い出を残すことができます。
デジオミ誕生の背景
株式会社PARTICLE代表の岩田氏は、これまで170件以上のエンタメビジネスを顧客として体験してきました。その中で、来場者側と運営者側の双方から様々な課題やニーズを感じており、今回のサービス開発に至りました。
来場者にとって、従来のおみやげは、高価で日常的に使わないものが多く、家にモノが増えるのをためらう人も少なくありませんでした。しかし、「思い出になる何かが欲しい」というニーズは根強く存在していました。
そこで、思い出や記録がスマホに集約されつつある現代において、デジタル形式のおみやげが、よりシンプルに思い出を残す方法として最適だと考えられました。
一方、イベント主催者やテーマパーク運営者にとって、客単価の向上は重要な経営課題です。従来の物販では、新商品の開発コストや余剰在庫のリスクが課題となっていました。
「デジオミ」では、デジタル形式にすることで、これらのリスクを最小限に抑えながら、従来のおみやげでは購入に至らなかった層にもアプローチすることができます。また、コアファン層へのクロスセルも期待でき、客単価の向上を低リスクで実現できます。
今後の展開
「デジオミ」は、出店するエンタメ事業者の数だけでなく、ジャンルの幅も広げていく予定です。全国各地でデジタルおみやげを購入できる場を広げることで、日本のエンタメ事業の維持・発展に貢献していくことを目指しています。
デジタルおみやげの未来
「デジオミ」の登場は、日本のエンタメ業界に新たな風を吹き込みました。デジタルおみやげは、従来のおみやげの概念を覆し、より手軽に、より思い出に残る体験を提供する可能性を秘めています。今後、デジタルおみやげ市場がどのように発展していくのか、注目が集まっています。