新光商事、シミズ子会社化
2025-06-02 10:03:28

新光商事がシミズシンテックを連結子会社化、成長戦略を強化

新光商事、シミズシンテックを連結子会社とする



新光商事株式会社は、2025年5月30日に日本電気株式会社から株式会社シミズシンテックの株式譲渡契約を締結しました。これによりシミズシンテックは新光商事の連結子会社となり、エレクトロニクス商材とサービスの提供を通じて、業界内での競争力を高めることを目指します。

株式譲受の背景



新光商事は、変革の時代における経営方針として「多様なエレクトロニクス商材・サービス等の提供」を掲げ、エリア戦略や新規事業領域の開拓を重要な成長戦略に位置づけています。シミズシンテックは日本電気の販売特約店として北陸エリアに強固な営業基盤を築いており、電子デバイスの卸売業およびIT/DX技術を活用したモノづくり支援のノウハウを持っています。これは新光商事にとって、戦略的に重要なパートナーとなる要素が多く、シナジー効果が期待されます。

シミズシンテックの概要



シミズシンテックは、1940年に設立された会社で、石川県金沢市に本社を置き、電子デバイスの卸売業と電気設備工事業を営んでいます。資本金は9,000万円で、日本電気が100%の株主です。近年の業績は安定しており、売上高は2025年まで増加の見込みで、経常利益も順調に成長しています。

決算期 2023年3月期 2024年3月期 2025年3月期
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売上高 9,269百万円 9,210百万円 9,907百万円
営業利益 203百万円 363百万円 579百万円
当期純利益 156百万円 269百万円 393百万円

シミズシンテックは、ビジネスの拡大を図っており、新光商事との提携により新たな販路が開けることに期待されています。彼らの強みであるIT/DX技術の活用が、新光商事の成長にも大いに寄与すると見込まれています。

株式譲渡の詳細



連結子会社化にあたって、新光商事はシミズシンテックの株式1,800,000株を取得し、これにより100%の議決権を持つことになります。株式取得価額は5,182百万円であり、この取引によって新光商事はさらに企業価値の向上に努める意欲を示しています。

今後の展望



譲受は2025年6月30日を予定しており、両社は連携をより強化し、収益力の向上を目指します。これにより新光商事は業界でのプレゼンスを高め、ミッションである電子部品商社グループの進化を加速させることに注力します。今後の動向に注目です。

この情報については、新光商事の公式ホームページや日本電気のニュースリリースにて随時更新される予定です。

会社情報

会社名
新光商事
住所
電話番号

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