クルツジャパンが知財フェアで革新的なブランド保護技術を発表
2025年9月10日から12日、東京ビッグサイトにて開催される「第34回 2025知財・情報フェア&コンファレンス」に出展するクルツジャパン株式会社は、偽造品対策に特化した新たなセキュリティソリューションの数々を展示します。その中には、スマートフォンで簡単に正規品の確認ができるオンライン真がん判定サービスや、2027年から義務化されるデジタルプロダクトパスポート(DPP)への対応を可能にする画期的な技術が含まれています。
知財フェアの意義と出展について
「知財・情報フェア&コンファレンス」は、研究から権利取得、事業化に至るまでの重要な知財戦略に関連する情報を集めた国内最大規模のイベントです。クルツジャパンのブースでは、最近の国際的な導入事例を交えながら、最新の技術について詳しく紹介する予定です。特に、9月11日には、出展社プレゼンテーションが行われ、これらの製品やサービスがどのように企業のブランド保護を支えているかが語られます。
最新技術の詳細
1. ValiGate®によるオンライン真がん判定サービス
クルツジャパンが開発したValiGate®は、独自の特殊印刷パターンを利用して製品にQRコードを印字します。このQRコードは、複製不可能な暗号化が施されており、不正コピーを瞬時に識別することが可能です。これにより、偽造品や横流し商品の発見が容易になり、企業のマーケティングツールとしても機能します。スマートフォンアプリなしで利用でき、誰でも簡単に商品の真正性を確認できます。
2. ValiGate®ホログラムとセキュリティの統合
クルツジャパンのホログラム技術は、各国の偽造防止ホログラムの実績をもとに、ValiGate®をホログラム化した製品です。このホログラムは複製ができないため、模倣のリスクを大幅に軽減します。また、企業のオリジナルデザインが可能であり、加飾表現にも優れた偽造防止技術として支持されています。
3. PrioSpot® / VeoMark®による可変ホログラム
クルツジャパンのセキュリティホログラムラベルは、他にはない独自のホログラム技術を使用しています。このホログラムは可変コードが印字されており、消費者や小売業者は簡単に真正品を確認できる仕組みになっています。また、専門家向けには隠し情報も組み込まれており、より高いセキュリティレベルが実現されています。
4. DPPへの対応
2027年から導入されるDigital Product Passport(DPP)制度に応じたKURZ SCRIBOSのサービスは、単なる情報デジタル化を超え、ブランド保護や消費者とのインタラクションの強化を支援します。この技術により、製品の信頼性が向上し、顧客との結びつきが強化されます。
まとめ
クルツジャパンの出展は、企業が偽造品対策にどう取り組むべきかのヒントを示しています。偽造品やグレーマーケット対策に興味のある方は、ぜひ東京ビッグサイトでクルツジャパンのブースにお立ち寄りください。出展社プレゼンテーションも含め、多くの情報を得る絶好の機会です。
開催概要
- - イベント名称: 第34回 2025知財・情報フェア&コンファレンス
- - 開催期間: 2025年9月10日(水)から9月12日(金)
- - 開催場所: 東京ビッグサイト西3・4ホール
- - クルツジャパンブース番号: W4-97
- - 公式ページ: 知財・情報フェア&コンファレンス公式サイト
クルツジャパン株式会社について
クルツジャパンは、ドイツの薄膜フィルムメーカー、レオナルドクルツグループの日本法人です。1971年の設立以来、自動車部品からパッケージまで幅広い分野でサービスを提供し、世界中の顧客に支持されています。