フォトラクションが国土交通省の新技術として選定
株式会社フォトラクション(本社:東京都品川区、代表取締役 CEO:中島 貴春)が開発した「Photoruction」が、国土交通省の新技術活用システムNETIS(New Technology Information System)において、2024年度の「活用促進技術」に選ばれました。これは、建設業界における生産性向上と業務の効率化に寄与する技術として、高く評価されたことを示しています。
NETISの概要と重要性
NETISは、日本の国土交通省が新しい技術の活用を促進するために提供しているシステムです。この制度は、新技術を採用することで公共工事の成績に加点を与える仕組みを持ち、国や地方自治体が発注する工事において、技術の利用が促進されます。この選定によって、フォトラクションは、公共工事の成績評価において優位性を持つことになります。
Photoructionの特長
Photoructionは、建設現場の効率化を図るために設計されたクラウドベースのサービスです。ゼネコンを含む建設関連企業で広く利用されており、累計200,000件以上の工事での導入実績があります。特に、従来の紙ベースの業務からデジタルへ移行することによって、業務の効率化が進められています。
具体的なサービスとしては、写真の自動管理機能や、電子的な黒板や台帳の簡単作成が可能です。これにより、工事現場で発生するさまざまな課題をスムーズに解決し、業務時間の短縮に寄与しています。
DX化への貢献
フォトラクションは、建設業界のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進することで、業務の自動化を図るなど、生産性の向上に貢献しています。特に、「建設BPO」の機能を活用することにより、業務プロセスの半自動化を実現し、状況に応じて特定のサービスを選択して実行することが可能です。これにより、手間のかかる業務からの解放が実現し、効率的な作業環境が整います。
今後の展望
今回のNETISへの選定により、フォトラクションはさらに多くの公共工事での利用が期待されています。同社は引き続き、建設業界全体のDXを進めるため、サービスの改善と新しい技術の導入に取り組んで参ります。国土交通省の技術登録によって得られる信用を活かし、より一層の普及を目指す姿勢は、自社のみならず業界全体の発展につながるでしょう。
会社情報
フォトラクションは、「建設の世界を限りなくスマートにする」という理念のもと、建設業向けの生産性向上サービスを提供しています。このサービスは、建設現場におけるデータの効率的な管理と、業務のスムーズな進行を実現するためのツールとして、今後も深化していくことが予想されます。