豊前市とニコン
2021-11-08 10:00:10
豊前市とニコン日総プライムが手を結ぶSDGs推進の新たな取り組み
豊前市とニコン日総プライムが手を結ぶSDGs推進の新たな取り組み
福岡県豊前市、株式会社ニコン日総プライム(NNP)、及び一般社団法人つながる地域づくり研究所(つな研)が「地方創生とSDGsの推進に関する包括連携協定」を締結しました。この協定は、地方創生と持続可能な開発目標であるSDGsの推進を目指した新たな一歩であり、地域活性化への強力なサポートとなることが期待されています。
豊前市について
豊前市は福岡県の東南部に位置する市で、最も人口が少ない地域です。しかし、その自然環境は恵まれており、約60%が森林であり、海に面した豊かな資源を有しています。最近では、農林水産業の収穫物の変化や集中豪雨などの自然環境の変化による影響が増加しているため、市民と企業が一体となり、持続可能な地域づくりを進める必要が高まっています。
新たな協力関係の樹立
今回の協定は、豊前市が持続可能な未来を築くために、市民、企業、関係者と協力し、SDGsの重要性を伝え、実践する取り組みを強化することを目的としています。NNPは、ニコンと日総工産の合弁会社として、地域の活性化や町おこしに取り組んでおり、その中には地域の人々をつなぐことも含まれています。特に、NNPには約500名の専門的な人材が在籍しており、これらの知識と経験を活かしながらSDGsの推進を進めていく方針です。
つな研の役割
一般社団法人つながる地域づくり研究所(つな研)も重要な役割を果たします。この組織は、地域の協働を促進し、地方創生を支援することに特化した中間支援組織であり、企業と自治体の間に立ち、様々なプロジェクトを共同で進行しています。今年からは「放課後企業クラブ」という取り組みを全国で展開しており、企業人材と自治体職員が連携する新しい協働の形を模索しています。豊前市はこの取り組みの九州地区初の自治体となり、今後の進捗に注目が集まります。
協定の内容
この包括連携協定では、以下のような取り組みが盛り込まれています。
1. 人々の活躍の推進: 市民及び関係者が様々な場面で活躍できる基盤を整備します。
2. 地域の活性化: 地域経済の活性化や魅力的な地域づくりを進めます。
3. SDGsの推進体制の構築: SDGsに沿った活動を継続的に進めるための体制を整えます。
4. 安全・安心なまちづくり: 住みやすい地域を目指し、安全対策を講じます。
5. 市政のPR: 市の活動や施策を広く伝えることで、市民の理解を深めます。
6. その他地方創生・SDGs推進に関すること: 各種プロジェクトの実施や地域づくりに関する支援を行います。
未来へつながる取り組み
この協定により、豊前市は市民、企業、そして関係者と共にSDGsに向けた歩みを進めていきます。より具体的なプログラムや活動を通じて、地域に根差した持続可能な未来の実現を目指します。情報は市報やウェブサイトで発信し、広く管理させていくことで、より多くの市民が共通の理解を持ち、地域活性化に貢献することが期待されます。
今回の協定は、豊前市における地方創生とSDGs推進の重要なステップであり、各関係者が一丸となって協力し、持続可能な地域づくりを進めていくことが求められています。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ニコン日総プライム
- 住所
- 神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-2新横浜214ビル
- 電話番号
-
045-478-6127