京都銀行がローンデジタルプラットフォームを導入し業務効率化を実現

京都銀行が新たなローンデジタルプラットフォームを導入

京都銀行は、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社および株式会社NTTデータとの提携により、最新のローンデジタルプラットフォーム®のサービスを2024年9月30日から開始します。このプラットフォームは、これまでのローン業務を画期的に変えるものであり、業界初となる複数金融機関と保証会社間の自動化を実現しています。

デジタル化の進展

この新しいプラットフォームによって、電話や郵送、FAXといった旧式の手続きに依存することなく、全ての工程がWeb上でスムーズに完了する仕組みが整えられます。特に、個人向けローンの申込みから契約の締結まで、ユーザーはスマートフォン一つで手続きができます。この利便性の向上は、多くの顧客にとって大きな魅力となるでしょう。

さらに、eKYC（オンラインでの本人確認）の導入もされており、書類の提出や認証も迅速に行うことが可能です。これにより、顧客は時間を節約しながら、必要な手続きを行うことができるようになります。

自動化と効率化

また、今回は自動保証審査依頼とリトライ機能が実装されており、従来必要だったFAXでのやり取りが不要になります。これにより、業務の効率が大幅に改善されるほか、金融機関の新商品リリースのスピードも向上することでしょう。この所有保証会社接続の統一化により、柔軟な対応が可能になります。

顧客体験の向上

顧客の申し込みプロセスにおいては、途中離脱を防ぐための取り組みも行われています。具体的には、EFO（Entry Form Optimization）を用いた改善策が施され、これによりフォーム入力時の負担が軽減されています。これにより、顧客獲得の効率が上がり、満足度も向上することが期待されています。

さらに、顧客とのコミュニケーションを強化するために、Web上に「マイページ」を設け、必要書類の案内や状況確認を円滑に行えるようにしています。これにより、電話や来店、FAXへの依存度が減り、顧客へのサービス向上につながります。