ワコールが展開する「ピンクリボンキャンペーン2024」の成果
株式会社ワコールは、2024年10月に全国的に実施した「ピンクリボンキャンペーン」において、合計256,542件の寄付が集まり、総額2,565,420円を支援団体に寄付したことを報告しました。このキャンペーンは、乳がんの早期発見や治療の重要性を広めるため、同社が長年取り組んできた活動の一環として位置付けられています。
このキャンペーンでは、ワコールの店舗、ウェブストア、そして公式X(旧Twitter)からの活動がそれぞれ寄付の対象となりました。具体的には、店舗ではお客様がフィッティングや試着を行うごとにワコールが10円、ウェブストアでの商品購入ごとに10円、公式Xでのリポストごとに10円が寄付され、これを通じて多くの方々の参加が実現しました。
寄付金は、公益財団法人日本対がん協会や認定NPO法人乳房健康研究会、認定NPO法人J.POSHに分配され、各団体の活動に活用される予定です。日本対がん協会では、乳がん検診の推進や乳がん知識の普及に力を入れています。乳房健康研究会では、ピンクリボンアドバイザーの育成が行われています。一方、J.POSHは乳がんに罹患した高校生への奨学金の提供を行っています。
ワコールの「ピンクリボンキャンペーン」は毎年、乳がん啓発強化月間である10月に実施され、特に重要性が増しています。キャンペーンは、乳がんに対する関心を高め、早期発見のための行動を促すことを目的としており、参加者が少しずつでも社会に貢献できる仕組みとなっています。例えば、2024年のキャンペーンでは、店舗でのピンクリボンフィッティングキャンペーンが行われ、ここでの参加件数は185,933件に達しました。ウェブストアからは59,288件、公式Xでのリポストも11,321件に上り、合計で257,542件という多数の参加を集めました。
さらなる取り組みとして、ワコールは「ブレストケア活動」を推進し、乳がんで苦しむ人々を支援するための活動を約50年間継続しています。乳房手術を受けた女性のためのインナーウェア、乳がん検診のサポートなど多岐にわたる事業を展開しており、近年では乳がん検診車「AIO」を運用し、全国の女性従業員に向けた検診の機会を提供しています。これにより、より多くの女性が気軽に検診を受けられる環境を整えています。
ワコールの活動は今後も続き、乳がんの早期発見や正しい知識の普及を進めながら、女性たちが元気に自分らしく生きられるよう応援し続けます。乳がんは誰にでも起こりうる病気であり、みんなで支え合いながら、より良い未来を築いていくことが求められています。ワコールのピンクリボンキャンペーンに参加し、共にこの重要な活動に貢献していきませんか?
更なる情報
ワコールは、公式ウェブサイトやSNSを通じて、ピンクリボン活動の情報を発信しております。詳細に関しては、公式キャンペーンサイト(https://store.wacoal.jp/topics/campaign/pink-ribbon.html)や各支援団体のウェブサイトをご覧ください。