2025年度グッドデザイン賞受賞
ミサワホーム株式会社が2025年度グッドデザイン賞で計画住宅2点を受賞し、その受賞数が176点に達したことが発表されました。これにより、住宅業界におけるグッドデザイン賞受賞歴は最多を誇り、同社のデザインへの情熱が改めて認識されています。
受賞した住宅の特徴
受賞したのは「路地庭のある家」と「世代を超えて住み継げる『蔵』のある住まい」の2点です。「路地庭のある家」は、外構と建物を一体化させたデザインが評価され、地域との連続性を重視した設計が特に注目されました。この住まいは、大きな屋根を持ち、自然の光を取り込む設計で、住む人々が外とつながる「まもられたそと」を提供します。
一方、「蔵」のある住まいは、住む人が変わっても使用する際の柔軟性を持つ設計です。機能的な間取りと伝統的な蔵を取り入れることで、現代のライフスタイルに応じた使い方ができる空間が特徴です。これにより、各世代が快適に過ごせるような工夫が施されています。
グッドデザイン賞受賞の背景
ミサワホームは1990年から続くグッドデザイン賞への挑戦が36年目を迎え、常に新たな住まいづくりに挑む姿勢が評価されています。同社のデザイン理念は、快適で安全な住環境の提供であり、子どもたちの成長や人とのつながりを促進することを目指しています。
特に今回受賞した2つの住宅では、日本の伝統的な家屋の特性を現代的に再構築しています。まちとの調和を大事にし、日本の生活様式を尊重したデザインが、高く評価される要因となりました。
今後の展望
ミサワホームは「“HOME”に満ちあふれた世界をデザインする」というパーパスのもと、時代の変化に対応した住宅を引き続き提供していく予定です。家族のニーズに応えるだけでなく、社会環境の変化にも対応できる柔軟性を持った住まいづくりを進めています。
今後のミサワホームの活動から目が離せません。新たな住宅の提案は、住まいに対する考え方や価値を再考させるものであることでしょう。その取り組みは、住宅業界全体に新たな風を吹き込むことが期待されています。
受賞歴の詳細
詳しくは、
ミサワホームのグッドデザイン賞受賞歴をご覧ください。