SaaS統合開発支援のDatable、元Salesforce飯沼氏と元UiPath阿部氏がアドバイザーに就任

SaaS統合開発支援のDatable、強力なアドバイザー陣を迎え事業拡大へ

SaaS企業のインテグレーション開発支援サービスを提供するDatable社は、2023年、元Salesforceの飯沼純氏と元UiPathの阿部卓矢氏をアドバイザーに迎えたと発表しました。この両氏の就任は、Datable社の更なる成長に向けた重要な一歩となるでしょう。

経験豊富なアドバイザー陣

飯沼氏はSalesforceにおいて15年間、日本市場におけるクラウド市場の立ち上げから大手企業担当、中小企業担当、戦略アカウント担当など幅広い業務に従事し、事業戦略や中長期ビジネス計画策定、戦略的アライアンスの実施にも携わってきました。その後、AI企業の設立や、現在ではXR技術を中心としたデジタルプロダクション企業の代表取締役CEOも務めるなど、常に最先端技術に携わり、企業成長を牽引してきた人物です。

阿部氏は楽天株式会社での広告システム開発を経て、UiPath株式会社では日本法人設立から参画。大規模RPAプロジェクトの製品コンサルティング責任者や、プロフェッショナルサービス本部本部長執行役員を務めるなど、RPA分野での豊富な経験と実績を誇ります。現在は独立し、新規事業を計画中です。

両氏ともに、Datable社が目指す「コンポーザビリティの社会実装」というビジョンに共感し、その実現に向けて尽力していくとのことです。

Datableの事業内容と今後の展望

Datableは、SaaS開発企業が自社製品と様々なツールとのインテグレーション開発を迅速かつ容易に行えるノーコードツールを提供しています。国内外のSaaS、基幹システム、DB製品、クラウド上のファイルなど、多様なツールとの連携に対応しており、開発コストや時間の削減に大きく貢献します。

今回のアドバイザー就任により、Datable社は事業戦略の強化、SaaS企業のみならずミッド/エンタープライズ企業への販売拡大、カスタマーサクセスの強化を加速させる計画です。飯沼氏と阿部氏の豊富な経験とネットワークを活かし、更なる市場開拓と顧客満足度の向上に注力していくことでしょう。

アドバイザー就任コメント

飯沼氏は、「データブル社が掲げるビジョンは、ビジネスを支える次世代システムプラットフォームを生み出すチャレンジです。多くのSaaS企業との連携を図りながら、ミッド/エンタープライズ市場を中心にサービスを展開し、成長を支援していきたい」とコメントしています。

阿部氏は、「多くのサービスを利用するコンポーザブルな時代において、データの活用をスピード感を持って進めることが重要です。datableは、ノーコードでデータ統合を実現するプラットフォームとして、この時代のニーズに応えるものだと確信しています」と述べています。