育児と仕事の両立
2024-11-12 12:44:18

育児と仕事の両立、男女の意識に差? 育休取得の実態から見える課題

育休取得は増加傾向、だが男女で期間に差



2024年11月19日の「いい育児の日」を前に、株式会社プロフェッショナルバンクが実施した「育児×男女の働き方」に関する調査では、育休取得経験は男性の6割、女性の9割超と、多くの家庭で利用されていることが明らかになりました。しかし、取得期間には大きな差が見られます。男性の7割は3ヶ月未満の取得にとどまっている一方、女性の7割以上は3ヶ月以上取得しており、育児負担の偏りが依然として課題であることがわかります。

働き方、女性は変化が多いが、男性は4割が変化なし



子どもの誕生前後で働き方に変化があったかを尋ねたところ、女性の約7割が「変化があった」と回答しました。特に、時短勤務になった方が約4割にのぼります。一方、男性は「変化なし」と回答した人が4割を超え、女性に比べて変化が少ない傾向が見られました。

キャリアアップに対する意識、男女で差



育児をしながらのキャリアアップについて、男性の約7割は「可能だと思う」と回答した一方で、女性は半数以上が「不可能だと思う」と回答しました。男性よりも女性の方が、育児と仕事の両立に困難を感じている様子がうかがえます。

育児しやすい職場環境は?



現在の職場環境について、「育児しやすい」と感じる人は、男女ともに約7割にのぼりました。しかし、「育児しにくい」と感じる人は、男性は7割以上、女性は8割以上が転職を検討する意向を示しており、職場環境が、育児と仕事の両立に大きく影響していることがわかります。

企業は多様な働き方を支援する必要がある



今回の調査では、育休取得の増加や育児しやすい環境整備が進んでいる一方で、男女間の意識や働き方の違い、そして職場環境によって抱える課題が明らかになりました。企業は、男性の育休取得促進や、育児と仕事の両立を支援する制度の充実、多様な働き方の導入など、より積極的に働き方改革に取り組む必要があると言えるでしょう。


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東京都千代田区内幸町2-2-2富国生命ビル10階
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