岡山大学の国際会議参加
2025-07-26 21:02:26

岡山大学が地球憲章25周年国際会議に参加し、未来の教育を語る

岡山大学が地球憲章25周年国際会議に参画



2025年7月、国立大学法人岡山大学がオランダ・ハーグにて開催された「地球憲章25周年記念国際会議」に参加しました。これは、2000年に採択された地球憲章を祝う重要なイベントであり、横井篤文副学長が招待され、未来の高等教育について意見を述べる貴重な機会となりました。

会議の開催地とテーマ


国際司法裁判所が所在する平和宮で行われたこの会議では、「地球の意識、ケアの倫理、そして世代間の正義」というテーマが掲げられ、参加者たちはこの問題について熱心に議論しました。ここには、35か国から集まった300人以上の地球憲章の推進者やユース活動家たちが結集し、地球の未来を見据えた意見交換が行われました。

特別講演と参加者の声


ECIのエグゼクティブディレクター、ミリアン・ビレラ氏が地球憲章の理念の重要性を熱く語り、参加者たちに強力なメッセージを送りました。また、1992年の地球サミットでの「伝説のスピーチ」で知られるセヴァン=スズキ氏も壇上に立ち、未来の世代に向けた力強い呼びかけを行いました。彼女のスピーチを通して、地球の持続可能性を保つことが必要であることが強調されました。

岡山大学の役割


横井副学長は、会議の3日目、全体セッションにおいて「変革の種」と題したパネルに登壇。本学が推進するESD(持続可能な開発のための教育)に関する取り組みを紹介し、地球憲章を倫理的枠組みとして活用する重要性を訴えました。特に、大学が未来の世代に向けた研究と教育を如何に深化させるべきかを示しました。さらに、2022年に国連総会で「ユース宣言書」を手渡した本学のユネスコチェア・ユースアンバサダー、ソフィア・ベルムデスさんの活動も紹介され、次世代のリーダーたちとの多世代連携の重要性が再確認されました。

未来に向けた取り組み


この会議では、地球憲章の理念を再確認し、それを未来へどう受け継いでいくかという議論が交わされました。岡山大学は、今後もユネスコが推奨する「ESD for 2030」の理念を取り入れ、地球憲章との統合的な取り組みを進めていきます。また、次世代を巻き込んだ活動に力を入れ、地域の中核となる特色ある研究大学としての役割を一層発揮していくことを目指しています。

国際的な舞台に立つ岡山大学の姿勢や、持続可能な社会の実現に向けた取り組みに、ぜひご期待ください。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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