新機能「フィードバックモニタリング」でエンゲージメントを可視化｜U-ZEROの挑戦

U-ZEROが新たに導入する「フィードバックモニタリング」機能

働きがいを高め、不幸せな働き手をゼロにすることを目指す株式会社U-ZEROが、AIを駆使した新機能「フィードバックモニタリング」を発表しました。この画期的な機能は、上司やメンターが行うフィードバックの質をAIが分析・可視化し、健全なフィードバック文化の形成をサポートします。

日本の従業員エンゲージメントはギャラップ社の調査によれば、わずか5.2%と国際平均の23%に大きく及ばず、129ヵ国中122位という厳しい状況にあります。U-ZEROは、導入が進んでいる「U-ZERO Engagement Suite」を通じて、この問題に取り組む姿勢を示しています。

「U-ZERO Engagement Suite」の概要

このプラットフォームは、企業が従業員の意見を最大限に活用し、組織を強化するためのツールです。具体的には、次の特徴があります：

1. フィードバックスキルの可視化
メンバーからのフィードバックをスコアやフリーコメントで評価し、他のメンバーやグループと並べることで、自分のフィードバックスキルを明確に理解できます。

2. AIによる評価と改善アドバイス
AIがフィードバックを分析し、強みや改善点を提示することで、メンバーのスキル向上を支援します。

3. 育成力向上のためのインサイト提供
指導者が持つ特性や傾向を客観的に把握することで、スキル向上を促進します。

4. 組織全体でのフィードバック文化の浸透
質の高いフィードバックが行き交う環境を整え、エンゲージメント向上を推進します。

フィードバックモニタリングの機能

新たに追加された「フィードバックモニタリング」では、個人診断カルテと比較診断カルテといった機能を通じて、フィードバックの実施状況やその質を簡単に確認できるようになっています。

- 個人診断カルテ

フィードバックの実施頻度や質を一目で確認でき、自らのスキルの成長度合いを追跡することが可能です。

- 比較診断カルテ

部署や部門ごとのフィードバック状況をグラフで表示し、全体のフィードバック文化を把握することで、経営層や人事部門が戦略的な改善策を打つための指標として利用できます。

将来展望と企業メッセージ

U-ZEROは、2025年5月より「U-ZERO Engagement Suite」を導入する企業をさらに拡大していく予定であり、年度内には新たなエンゲージメントサーベイなどを追加する考えです。企業がフィードバックの質を継続的に測定し改善することで、コミュニケーション文化が育まれ、従業員の成長とエンゲージメントの向上が同時に実現されることを期待しています。

代表取締役の三村真宗氏は、「フィードバックモニタリング」を通じて、企業は従業員とのコミュニケーションを強化し、働きがいのある環境を構築することができると強調しています。これは、U-ZEROが目指す「すべての人が幸せで働きがいのある未来へ」という理念にも通じるものであり、今後も革新的なソリューションの開発を進めていく考えです。