ウクライナと日本の協業
2019-12-19 08:00:06
ウクライナと日本のソフト開発協業が新たな局面を迎える
ウクライナと日本のソフト開発協業が新たな局面を迎える
2019年9月、ウクライナの専門ソフトウェア開発チームプロバイダー、Mobilunityの経営陣が日本を訪れ、パートナー企業との意見交換を行いました。ウクライナのソフト開発者たちは、グローバルな市場で高い評価を受けており、日本企業の成功にどのように寄与できるかを提案するための機会を求めていました。特にMobilunityの代表、キリル・サモフスキー氏、ビジネス開発ディレクターのアルフォンシン・ウィリアムズ氏、日本担当マネージャーの柴田裕史氏が参加し、CSAJを含む多くの見込み客と面談を行いました。
CSAJとの重要な出会い
会談は、東京にあるCSAJの本部で行われました。CSAJは550以上の日本のソフトウェア開発者、出版社、システムインテグレーターなどを統合した組織であり、さまざまな展示会やセミナーを運営しており、日本におけるIT業界の発展を推進しています。この場で、CSAJは日本市場の実情やデジタル変革時代におけるITエンジニアの不足といった重要な問題について貴重な見解を提供しました。
一方で、Mobilunityはウクライナ初のCSAJ訪問企業として、そのIT業界の特性や人材の質、そして企業と顧客間の成功を生む専門開発チームモデルについてのプレゼンテーションを行いました。これにより、質の高いソフトウェア開発が日本市場にもたらす影響と可能性が強調されました。
継続的な協力の意欲
Mobilunityのキリル・サモフスキー氏は、この面会を通じて今後の協力関係の構築に意欲を見せました。「CSAJの専門知識とウクライナのIT業界を結びつけることには大きな可能性があります。お互いの関係を深化させていくことで、より強いパートナーシップを築くことができるでしょう。」と述べました。これに対してCSAJは、Mobilunityとのさらなるコラボレーションを期待している姿勢を示しました。
未来への架け橋
会議は成功裏に終わり、参加者にとって新たな知識を得る貴重な機会となりました。両者はその場で今後もソフトウェア開発分野におけるコミュニケーションを継続することで合意し、次回のMobilunityの日本への訪問に向けた対話を進めることを約束しました。これにより、ウクライナと日本の関係がさらに深まり、デジタル分野での新たなイノベーションが期待されます。
MobilunityとCSAJについて
Mobilunityは、2010年にウクライナのキエフに設立されたプロバイダーで、専門的なソフトウェア開発チームとオフショアR&Dセンターを提供しています。同社は、クライアントと開発者間の関係を重視し、高い生産性を実現することを目指しています。
一方、一般社団法人コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)は、ソフトウェア産業の発展を図り、日本の産業全体の健全な成長を支援する役割を担っています。CSAJは市場調査や委員会活動を通じて、新しい挑戦に取り組んでいるのです。
会社情報
- 会社名
-
LLC Mobilunity
- 住所
- Ukraine, Kyiv, Dmytrivska street92-94
- 電話番号
-
020-3239-4790