新たな「まなびのまち」を創る取り組み
東京・墨田区押上において、東武不動産株式会社と株式会社リバネスが手を組み、「まなびのまち」の共創を目指す新しい教育プログラム「ラーニングクリエイターコース2025」を開講します。このコースは、2025年10月31日から開始され、地域に根ざした教育の新しい形を模索します。
参加者の多様性
本プログラムには、鉄道や建築、不動産などのまちづくりに関わる企業の社員、地域の子どもたちの学びを促進する教員、さらには大学や大学院で研究を進める学生が参加します。彼らは各自の専門性を生かし、地域の人々や自然、産業との融合を図りながら、新たな教育プログラムの開発に挑戦します。
7回にわたるプログラム
全7回、約4か月にわたるプログラムを通じて、その成果として創出される教育プログラムは、地域住民や訪問者に向けて春休み期間中に実施される予定です。この取り組みは、押上地区の活性化を目指すものであり、地域に密着した学びの機会を提供します。
「ラーニングクリエイター」とは
「ラーニングクリエイター」とは、地域の課題を捉え、多様な視点を結び付けながら新たな価値を生み出す能力を持つリーダーです。2023年に始まった本コースでは、これまで30名以上の受講者を輩出し、彼らが企画したプログラムが地域に新たな動きをもたらしています。
ことまちラボの役割
「ことまちラボ」は、地域に開かれたコミュニティスペースであり、本コースの拠点でもあります。ここでは、押上・業平地域の活性化を目指して、実践的な学びと共創の場を提供しています。多様なバックグラウンドを持つ人々が集まり、互いに刺激を与え合う環境が整っています。
プログラムの詳細
「ラーニングクリエイターコース」は、隔週金曜日に開催される予定で、18時から20時30分までの間に、講義やゼミ、さらに中間発表を行います。最終的なアウトプットとして「まちのにぎわいづくり」に繋がる教育プログラムの企画提案が求められます。
企業背景
東武不動産株式会社
東京・墨田区に拠点を持つ東武不動産は、地域づくりを進める一環として「ことまちプロジェクト」を進行中です。「ことまちカレッジ」を通じ、地域課題に対する解決を図る若手人材の育成に力を入れています。
株式会社リバネス
リバネスは、科学技術の発展と社会貢献を掲げ、探究型の教育プログラムを通じて次世代育成に注力しています。2014年からは「サイエンスキャッスル」を立ち上げ、子どもたちに自ら発見し学ぶ喜びを伝える活動を行っています。
お問い合わせ
「ラーニングクリエイターコース」に関する詳細や申込みについては、東武不動産またはリバネスの公式ウェブサイトからお問い合わせください。定員は20名で、地域に根付いた学びの拠点がさらに広がることが期待されます。