業務プロセスを効率化！kubellパートナーが新サービス「タクシタ」を開始

kubellパートナーが業務プロセス代行サービス「タクシタ」を開始

2023年10月、株式会社kubellパートナーは新たな業務プロセス代行サービス「タクシタ」の提供を始めました。このサービスは、経理や労務、採用、営業事務などの様々なバックオフィス業務をオンラインで依頼できることを特徴としています。従来の業務を効率化するための新たな手段として、特に中小企業向けに設計されています。

「タクシタ」は、時間や業務の内容に応じて必要な分だけを柔軟に依頼できるため、企業の業務負担を軽減することが期待されています。即戦力となる専門知識を持ったアシスタントがチーム体制でサポートし、企業が本来のコア業務に集中できるようにします。こうした背景から、サービス名は「業務を安心して託す」ことから派生したもので、ロゴにはハイタッチのイメージが用いられ、人と人とのつながりの重要性を象徴しています。

「タクシタ」の特徴と利点

「タクシタ」の最大の利点は、月に10時間から自由に業務を依頼できることです。日常業務から専門的な業務まで幅広くカバーし、業務の必要性に応じて調整が可能です。また、どのようなチャットツールや連絡手段を利用しても依頼ができる点も特長です。これにより、業務が集中して手が回らない場合や、専門人材の採用が難しくコストが高いといった課題に直面している企業にとって、非常に利便性の高いサービスとなっています。

変革を求める中小企業に寄り添う

現在、日本社会は少子高齢化の進展により、労働人口の減少という大きな課題に直面しています。特に中小企業においては、IT人材の不足によりデジタル化（DX）が進まず、生産性が低いという現状があります。SaaS（Software as a Service）が普及している一方、導入や運用に関する課題は依然として多く、DXの実現には高いハードルが存在しています。

このような状況の中、BPaaS（Business Process as a Service）の提供は新たな潮流として注目されています。SaaSを効果的に活用するのではなく、業務そのものをプロに託することで、本質的な業務の効率化が進むのです。このBPaaSの潜在市場規模は42兆円に達するとされ、DXに対する意識を持つ企業も増加しています。

ビジネスモデルの進化

kubellグループは業務プロセス代行サービス「Chatwork アシスタント」を2023年6月にリリースし、急速に成長を遂げています。2025年7月には導入企業が1,000社を超える見込みです。また、AIエージェントの活用を進める中で、業務設計や運用の最適化を図っています。

新たに始まる「タクシタ」は、過去の経験を活かしさらに多様な業務領域に対応したサービスとして提供されます。mid企業のDX促進を支援し、kubellグループは「中小企業No.1」のBPaaSカンパニーを目指して社会の生産性向上に寄与することを宣言しています。