スタートアップ支援強化へ
2022-10-05 13:00:01

スタートアップエコシステム協会、3つのワーキンググループを発足!新たな理事も就任

一般社団法人スタートアップエコシステム協会は、2022年3月の設立以来、日本のスタートアップ支援に関わる様々な組織や個人を繋ぎ、情報共有や連携を促進することで、スタートアップが適切な支援を受けられる環境づくりを目指してきました。

今回、協会はスタートアップの成長をさらに加速させるため、3つのワーキンググループを発足させました。それぞれのワーキンググループは、スタートアップを取り巻く重要な課題に取り組み、情報提供や政策提言を行うとともに、イベントやネットワーキングを通して関係者間の連携を強化していきます。

1. Financing(ファイナンス)ワーキンググループ
スタートアップにとって資金調達は不可欠ですが、その方法や選択肢は多岐に渡り、適切な資金調達戦略の策定は容易ではありません。このワーキンググループでは、スタートアップの事業成長を支援するファイナンスに関する情報提供や政策提言を行い、グローバルなインパクトを持つスタートアップの増加を目指します。

理事に就任したのは、シニフィアン株式会社共同代表の朝倉祐介氏です。朝倉氏は、マッキンゼー・アンド・カンパニーやミクシィ社での経験を生かし、現在はグロースキャピタル「THE FUND」の運営など、スタートアップの継続的な成長を支援しています。

2. People/Organization(人・組織)ワーキンググループ
スタートアップの事業成長には、組織の力が必要です。しかし、急成長に対応した組織づくりのノウハウは不足しており、経験豊富な人材も不足しているのが現状です。このワーキンググループでは、スタートアップが事業成長に集中できる組織づくりや人事の仕組みづくりを支援するため、情報共有やイベントなどを実施していきます。

理事に就任したのは、Almoha LLC 共同創業者COO / デジタル庁 人事・組織開発の唐澤俊輔氏です。唐澤氏は、日本マクドナルドやメルカリでの人事・組織改革の経験を持ち、現在は組織開発やカルチャー醸成のコンサルティング、組織開発のためのサービスやシステムの開発に取り組んでいます。

3. Global/Diversity(グローバル・ダイバーシティ)ワーキンググループ
多様性のある組織は競争力が高く、事業成長に繋がるということが、多くの研究で証明されています。しかし、スタートアップの世界では、女性起業家や投資家、経営層の比率が依然として低いのが現状です。このワーキンググループでは、スタートアップエコシステムにおけるダイバーシティとグローバル化を促進することで、さらなる変化と進化を目指していきます。

理事に就任したのは、一般社団法人Startup Lady共同設立者&取締役 / 株式会社テイラーイノベーションズ代表取締役の鈴木萌子氏です。鈴木氏は、海外市場開拓コンサル会社での経験を生かし、現在では海外進出支援事業やIoT事業を行うとともに、グローバル女性起業家のコミュニティである一般社団法人Startup Lady協会を設立し、グローバルなネットワークを構築しています。

スタートアップエコシステム協会は、今後もワーキンググループごとにイベントやネットワーキングなどを開催し、スタートアップの成長を支援していく予定です。ワーキンググループへの参加や協会への加入にご興味がある方は、協会のウェブサイトから問い合わせることができます。

会社情報

会社名
一般社団法人スタートアップエコシステム協会
住所
東京都渋谷区道玄坂1-16-3渋谷センタープレイス3F
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。