土屋鞄の職業体験
2024-08-08 10:41:57

土屋鞄が職業体験EXPO 2024に初出展!子ども達にランドセルの魅力を伝える取り組み

土屋鞄が職業体験EXPO 2024に出展!



2024年7月27日、東京都渋谷にて開催された「職業体験EXPO 2024」に老舗工房系ランドセルメーカー、株式会社土屋鞄製造所が初めて出展しました。このイベントは、小中学生を対象とした職業体験を提供するもので、文部科学省や経済産業省などが後援しています。

土屋鞄では、参加した約60名の小学3~6年生に「自分のランドセル、じっくり見たことがある?」というテーマのもと、楽しみながらランドセルについて学ぶプログラムを実施しました。まずは、ランドセルのパーツを使ったクイズを通じて、正しい理解を促しました。特に「1つのランドセルをつくるのに関わる職人の数」という質問には、参加者が期待以上に驚く反応を示しました。実際、正解は「50人」だと知ると、多くの子どもたちが「こんなに多くの人が関わっているとは驚きだ」と口々に語りました。

参加者が体験したクイズと職人のこだわり



イベントでは、子どもたちに4つのクイズが出題され、クイズに正解するとシールがもらえるとあって、みんな真剣な表情で挑戦しました。中でも最も正答率が低かったのは、職人の数に関する問題で、正解者はわずか28.8%でした。このことは、ランドセルがどのように多くの職人の手によって創られているのかを考える良い機会となったようです。

続いて行われた「ランドセルのパーツクイズ」では、子どもたちが二人一組になり、実際のランドセルの部品を触りながらその名称と役割を考えました。「このパーツが『大マチ』なんじゃない?」など、楽しそうに会話をしながら答えに挑む姿が印象的でした。

職人からは、それぞれの部品の役割とともに、ランドセルを長持ちさせる工夫やデザインのこだわりについても説明がありました。参加者たちは、実際に職人の作業を見ながら、普段家で使う物にも多くの人が関わっていることを改めて実感したようです。

職人体験と子どもたちの反応



さらに、参加者は職人と同じデニムエプロンを着て、実際に「ツマミ」のキーホルダーを作成。アルファベットの刻印を施す作業では、職人が使う道具を使いながら、みんなも真剣に取り組みました。「見てみて!」と自分の作品を誇らしげに披露する子どもたちの笑顔が印象的でした。保護者からは、「こんなに細かいところまで工夫がされているとは思わなかった」との声もあがりました。

土屋鞄の社会貢献と未来への取り組み



土屋鞄製造所は、社会貢献の一環として「社会科見学」の実施も行っています。この見学は地域の小学校3年生を対象にしたもので、実際の工房でのものづくりを学ぶ貴重な機会を提供しています。2023年には、4年ぶりに地域の工房を受け入れ、職人の技術や製品への愛情を直接感じることができる場を設けました。コロナ禍ではオンラインでの学習コンテンツを提供し、幅広いサポートを行っています。

今後も土屋鞄は、職業体験EXPOや社会科見学を通じて、子どもたちにものづくりの大切さや楽しさを伝えていくアプローチを続けて行きます。そして、高品質なランドセル生産に携わる約200人の職人たちが、卒業後も安心して使えるランドセルサポートを提供し続けることが期待されています。

結論



土屋鞄におけるこのような経験は、子どもたちにとって単なる知識だけでなく、ものづくりへの興味や理解を深める素晴らしい機会です。これからも彼らの活動から目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社土屋鞄製造所
住所
東京都足立区西新井7-15-5
電話番号

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