トゥーンクラッカーと楽天が手を組み、デジタルコミックの未来を切り拓く

トゥーンクラッカーと楽天、デジタルコミックで新たな未来を創造

デジタルコンテンツの制作に特化した株式会社トゥーンクラッカーが、国内外で急成長中の縦スクロール型デジタルコミック市場に本格参入します。この度、楽天グループ株式会社とタッグを組むことが決まり、両社の共同による新たなデジタルコミックの展開が期待されています。

縦スクロール型デジタルコミックの可能性

トゥーンクラッカーは、スマートフォンでの閲覧が最適化された縦スクロール形式のデジタルコンテンツに特化しており、その制作にはフルカラーの漫画など幅広い作品が含まれます。代表の桑田氏は、長年のデジタルコンテンツに関する知見を活かし、高品質な作品の制作を進める意向を示しています。この協業により、共同企画や制作、配信はもちろん、海外作品の調達やローカライズも行われることになります。

協業の内容と展望

具体的には、トゥーンクラッカーと楽天は次のような活動を行います。
1. 共同企画と制作：新作の縦スクロール型デジタルコミックを共同で企画し、制作を進めます。
2. メディアミックス化やWeb3展開：従来のメディアにとらわれず、作品のメディア展開やNFTなど新しい技術を活用したコンテンツの発信にも取り組みます。
3. 海外作品の調達：世界中のデジタルコミック作品の探求し、適切にローカライズして日本市場への導入を図ります。

代表取締役の桑田栄顕氏は、楽天との協業について「エコシステムやコンテンツの豊富さに感謝している。縦スクロール型デジタルコミック市場は急速に成長しており、世界中に展開することができるポテンシャルを持っている」とコメントしています。

一方、楽天グループの安藤公二氏も、縦スクロール型デジタルコミック市場の成長を見込んでいるとのこと。共同で質の高いコンテンツを発信していく方針を明かし、楽天の経済圏を活用したさらなる展開に期待感を示しています。