電子カルテ連携の発表
2025-09-11 10:05:24

NTTプレシジョンメディシンが革新的な電子カルテ連携を発表

NTTプレシジョンメディシン、画期的な電子カルテの連携を発表



NTTプレシジョンメディシン株式会社は、在宅医療向けの電子カルテ「movacal.net」と、株式会社南江堂が提供する医薬品情報集「今日の治療薬WEB」の連携を開始することを発表しました。この新機能により、医療現場での処方作業が大幅に効率化されることが期待されています。

サービス開始の背景


医療機関からの要望に応える形で開発されたこの連携機能は、処方入力時の利便性を向上させることを目的としています。医療スタッフは、電子カルテから直接「今日の治療薬WEB」を参照できるため、情報を確認する手間が省け、大幅な業務時間の短縮が見込まれています。具体的には、従来の書籍を利用した場合と比較して、年間約5.6時間の業務時間の削減が期待されています。

主な機能と特長


この連携機能にはいくつかの特長があります。まず、電子カルテのサービス変更画面から簡単な操作で「今日の治療薬WEB」を利用開始できる点です。医療従事者は処方入力画面から、一手間で薬剤情報を簡単に検索し、確認できるようになります。

その際、ナビゲートされる情報には、一般的な添付文書だけでなく、臨床現場において必要とされる細かな情報、例えば「腎機能低下・透析時の投与量」や「小児への用法用量」、「妊婦・授乳へのリスク分類」なども含まれています。これにより、より安全で的確な処方が可能になるでしょう。

さらに、同効薬の比較が一画面でできる機能や各領域の解説も、PC上で簡単に検索・参照できる仕組みになっています。これは特に、新薬や治療薬に対する深い理解を必要とする医療従事者にとって非常に有用でしょう。

料金体系も柔軟に設定されており、利用者の数に応じた月額料金制を採用しています。医療機関のスタッフ数が変動しても、電子カルテ上で簡単に調整できるため、非常に便利です。

今後の展望


NTTプレシジョンメディシンは今後も、医療現場のニーズに応じた機能改善やサービスの拡充を進めていくとしています。在宅医療における利便性向上を目指し、医療従事者が使いやすい電子カルテの開発に力を入れていく方針です。

この連携により、電子カルテの重要性がさらに高まることが予想されます。医療現場での業務効率化が進めば、患者へのより良い医療サービスの提供にもつながるでしょう。


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会社情報

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