東京臨海広域防災公園で特別な2日間が待っています。2025年8月2日(土)と3日(日)、子どもたちを元気づけるための熱気球体験イベント「空を見上げてIN 東京」が開催されます。このイベントは、2011年から始まったもので、これまでに日本各地で延べ38回も行われてきました。特に、東日本大震災の風化防止を目的に2013年から東京でも始まり、今年で11回目を迎えます。
今回のイベントでは、事前に申し込んだ方がロープで係留された熱気球に搭乗できる機会があります。高さ10メートルから20メートルまで浮かび上がり、普段は見ることのできない光景が広がります。是非この機会に、家族や友人と一緒に空の旅を楽しんでみてください。
また、会場にはハンググライダーのVR体験や小型機、パラモーターの展示もあります。特に熱気球体験は、誰でも楽しめるアトラクションです。大人(中学生以上)は2,500円、子ども(小学生)は1,000円、未就学児は500円で参加できます。事前予約が必須ですので、早めの申し込みをおすすめします。
熱気球乗車の際には、実際の高さで5分程度の体験ができます。空中に浮かぶ感覚をぜひ味わってください。定員は各日400名程度となっており、人気のイベントなので早めの予約が推奨されます。参加費の一部は、東日本大震災の復興活動を行う団体に寄付されることも頭に入れておきましょう。
さらに、熱気球教室も開催され、実機を使って熱気球の歴史や構造、原理について学ぶこともできます。こちらは参加費無料で、定員なしのため、誰でも参加可能です。夏休みの自由研究にもぴったりの内容です。
ハンググライダーのVR体験は、実際のフライト映像をVRゴーグルで楽しむことができ、定員は30名までです。この体験は小・中学生を対象にしており、当日先着順で参加することができます。
展示される小型機やパラモーターでは、操縦席に座ってパイロット気分を味わったり、記念撮影をすることもできます。こちらは参加費無料で、ぜひお楽しみください。
東京臨海広域防災公園は、大規模地震などの際に国や地方自治体の災害対策本部が設置される場所であり、草地広場などではさまざまな防災イベントも行われています。開園時間は朝6時から夜8時まで、入園は無料です。また、隣接の防災体験学習施設「そなエリア東京」は、午前9時半から午後5時まで開いており、こちらも無料で利用できます。アクセスは、東京臨海高速鉄道りんかい線「国際展示場」駅から徒歩4分、ゆりかもめ「有明」駅からは徒歩わずか2分です。公共交通機関を利用し、周辺のコインパーキングも利用可能ですが、がん研有明病院の駐車場は利用できませんので、注意が必要です。
この夏は、東京臨海広域防災公園で空の旅を楽しんでみませんか?参加予約はお早めに!