沖縄のスタートアップ支援プログラムが始動
沖縄県で新たなスタートアップ支援プログラム「Boost Up OKINAWA 2024」がスタートしました。このプログラムは、日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」を運営する株式会社eiiconが、県からの委託を受け実施しています。
参加企業の選出
このプログラムには、今年の5月から募集が行われ、全国から93件の応募がありました。厳選な書類選考や面談を経て、新たに選ばれたのは次の9社です:
- - 株式会社LX DESIGN(教育)
- - 株式会社Simplee(観光・託児)
- - buoy合同会社(アップサイクル)
- - Yellow Duck株式会社(環境・発電)
- - amu株式会社(アップサイクル)
- - 株式会社Aster(建設・ディープテック)
- - 株式会社JOYCLE(アップサイクル)
- - 株式会社NomadResort(デジタルノマド)
- - 株式会社ストラウト(養殖)
これらの企業は、観光、環境、教育など多岐にわたる分野で活動を行っており、沖縄の地域課題の解決を目指します。
プログラムの内容
「Boost Up OKINAWA 2024」では、参加企業に対して、事業支援や知識共有を行います。小規模なゼミ形式やネットワーキングイベントを通じて、参加スタートアップを成長へと導くサポートが提供されます。支援内容には、資金調達、法務、広報、人事などに関するゼミナールやメンターによる個別指導、そして沖縄内の関係者とのネットワーキングが含まれています。特に、11月には沖縄市でネットワーキングイベントも開催予定です。
本プログラムの目的
このプログラムは、沖縄県の産業の活性化と地域の課題解決を目的としています。観光やDX、一次産業、環境問題などの分野で、急成長を目指すスタートアップ企業を全力で支援します。昨年度の「Boost Up OKINAWA 2023」では、8社が参加し、沖縄の様々な課題に取り組んでおり、その成果は高く評価されています。特に、沖縄市コザの商店街内に新設されるオープンイノベーション施設「Startup Lab Lagoon」は、地域密着型の連携を強化する重要な拠点となるでしょう。
今後の展望
プログラムのキックオフイベントは2024年8月に那覇で行われ、スタートアップ関係者が一堂に会する予定です。参加者全員が協力し、新たなビジネスチャンスを掴むための基盤を築いていくことでしょう。
「Boost Up OKINAWA 2024」は、沖縄の将来を支えるスタートアップの台頭を期待してやみません。このプログラムは、シームレスに地域のニーズに応じたサポートを提供し、沖縄発の新しい価値を創出していくことを目指しています。
お問い合わせ
このプログラムに関する詳細な情報や問い合わせは、株式会社eiicon及び琉球ミライ株式会社の運営事務局までご連絡ください。