観光の新時代
2021-08-31 10:00:10
観光DXとメタ観光で新たな地域活性化の道を切り開く
観光DXとメタ観光が描く未来の旅
近年、観光のスタイルは多様化が進み、訪れる人々は自分だけの体験を求めるようになっています。そんな中、一般社団法人日本地域国際化推進機構とメタ観光推進機構が新たな戦略的パートナーシップを結び、観光資源の開発と活用を共同で進めることになりました。この協定では、観光DXを駆使し、持続可能な地域作りを目指します。
観光の多様化とその課題
今の時代、観光はもはや一様ではありません。100人がいれば、100通りの観光スタイルが存在するのが普通となっています。この分散型観光は新たな魅力を生み出す一方、地域側には細分化した観光需要に応じるための課題が浮上しています。特に、多様な観光資源の認識、管理、運用に関しては、これまでの手法では対応しきれないという声が多く聞かれています。
さらに、インスタグラムやSNSの普及も大きな変化をもたらしました。従来の観光ガイドではカバーしきれない新しい観光スポットが次々と生まれ、旅行者は情報収集の方法を変えています。このような状況下で、観光の受け入れ環境を根本から見直す必要性が高まっています。
日本地域国際化推進機構の取り組み
日本地域国際化推進機構は、観光DXの活用を通じて国際文化観光都市の実現を目指しています。具体的には、観光を軸としたスマートシティプラットフォームの構築を進めており、デジタル技術の力を借りて地域の魅力を最大限に引き出します。
メタ観光推進機構のビジョン
一方、メタ観光推進機構は、位置情報を活用した複数の観光資源を一体的に捉える「メタ観光」の実現を目指しています。この視点から、多層的な観光価値を可視化することで、より深い体験が可能となります。地域の観光資源を適切に運用する仕組みを構築し、業界全体の活性化を図ります。
戦略的パートナーシップの内容
今回の協定では、両機構が役割を分担し合い、協力することでメタ観光の基盤となるデータベースの構築を進めます。具体的には、日本地域国際化推進機構が技術的なサポートを行い、メタ観光推進機構は観光DXプラットフォームにメタ観光に関する情報を提供する予定です。また、自治体や大学と連携した実装実験も計画されています。この共同の取り組みによって、新たな観光形態を実現することが期待されています。
代表理事のコメント
日本地域国際化推進機構の代表理事、伏谷博之氏は、「観光新時代を切り拓くためには、観光資源の開発と活用が最も重要な要素です。メタ観光推進機構との連携は、観光の多様化したニーズに応える大きなヒントとなるでしょう」と述べています。
また、メタ観光推進機構の代表理事、牧野友衛氏は「多様な魅力や資源を可視化し、地域の観光受容力を高めることで、より良いコミュニティ形成に貢献したい」と意気込みを語っています。
まとめ
今後、観光の新しい形がどのように育っていくのか、大変楽しみです。地域の魅力を最大限に引き出し、観光客や住民にとって魅力的な場所作りが進むことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人 日本地域国際化推進機構
- 住所
- 東京都渋谷区広尾5丁目9-9301
- 電話番号
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