日本版LGBTIQ+企業行動基準ギャップ分析ツールの公開
国連グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン(GCNJ)は、企業がLGBTIQ+の平等推進に向けて取り組むためのソリューションとして、「LGBTIQ+ 企業のための国連行動基準ギャップ分析ツール」の日本語版をリリースしました。このツールは、企業が自らの取り組み状況を評価し、必要な改善点を明確にする目的で設計されています。
ツールの目的と利点
本ツールは、LGBTIQ+の平等を職場、マーケット、地域社会で実現するための支援を提供します。利用者は、企業の実践状況におけるギャップや機会を特定できるため、具体的な行動計画の策定に役立てられます。さらに、個々の企業名や評価スコアは外部には公開されませんので安心してご利用いただけます。
開発背景と協力機関
このツールは、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)、BSR(ビジネス社会責任)、LGBTIの平等に向けたパートナーシップ(PGLE)、世界経済フォーラム(WEF)など、多くの国際機関と連携して開発されました。特に、ボストン・コンサルティング・グループの協力のもと、実際の業務を通じた実践的な視点も取り入れています。
日本版の制作には、LGBTQとアライのための法律家ネットワーク(LLAN)や、長島・大野・常松法律事務所が無償で翻訳に協力し、GCNJがその運営をサポートしました。このように、多くの協力者の努力によって、効果的かつ使いやすいツールが完成しました。
制作関係者のコメント
日本版の制作に関与した法律家ネットワークの福原あゆみ氏は、「本ツールは、日本におけるLGBTIQ+の平等を目指す企業にとって、非常に有意義なサポートです。企業がこのツールを積極的に活用し、LGBTIQ+の権利を尊重する責任を果たしてほしい」とコメントしています。これは個々の企業だけでなく、社会全体の理解と支援を促進する重要なきっかけとなるでしょう。
GCNJの役割と今後の展開
GCNJは、これまでにも「WEPsジェンダーギャップ分析ツール」など、様々なツールを提供し、日本企業が人権に対する責任を果たすための支援を継続的に行ってきました。今後も国連グローバル・コンパクト本部を中心に、多様なステークホルダーとともに、企業が実際に行動するための具体的なソリューションを実装していくことに力を入れていく予定です。
まとめ
この新たなツールのリリースは、LGBTIQ+の平等を推進するための重要なステップです。企業の皆様には、この機会を活用し、より良い職場環境の実現に向けて一歩踏み出していただきたいですね。詳細については、公式ウェブサイトで情報を確認できます:
LGBTIQ+ 企業のための国連行動基準ギャップ分析ツール。