オーストリアの名門ワイナリー「エブナー・エベナウアー」 新たに取り扱い開始
オーストリアが誇るワイン生産地、ヴァインフィアテルに位置するエブナー・エベナウアーは、14世代にわたる家族経営のワイナリーです。株式会社JFLAホールディングスの子会社である株式会社アルカンは、2025年11月からこのワイナリーのワインの輸入販売を開始することを発表しました。
エブナー・エベナウアーの魅力
このワイナリーの魅力は、夫婦が協力し合いながら高品質なワインを生み出すところにあります。エブナー・エベナウアーのオーナーであるマリオンとマンフレートは、醸造学校での運命的な出会いを経て、2006年に新しいワイナリーを設立しました。マリオンは最初のブランドで早くもパーカー・ポイント95点を獲得し、その才能をすでに証明していました。マンフレートは自分を“ワインメーカー”ではなく“ワインの伴走者”とし、自然の力を最大限に引き出す醸造を行っています。収穫はすべて手作業で行われ、機械や過剰な介入を極力避けたアプローチを貫いています。ワインの多くは自然酵母を使用し、温度管理を行わずに発酵します。その後、澱とともにじっくりと熟成されます。
先祖から受け継いだ土地と有機栽培
エブナー・エベナウアーが所有する畑は、代々受け継がれてきたもので、ブドウ樹の平均樹齢は30年以上です。最も古いものでは70年以上の樹齢を誇ります。2016年からは全てのブドウ畑で有機農法を採用し、より高い品質のワインの生産に挑戦しています。この取り組みにより、ワインはより繊細でミネラル感のあるものとなり、長期熟成にも対応する品質が実現されています。
高評価を受ける醸造哲学
エブナー・エベナウアーの醸造哲学は、自然を尊重した手仕事の精神に根付いています。Wine AdvocateやVinousなどの著名なワイン評価誌からも高く評価されており、2022年にはオーストリアの有力ワイン誌「Falstaff」から「年間最優秀醸造家」に選出されました。また、フランスの名門グルメ誌「ゴ・エ・ミヨ」においては、2023年と2024年にかけて「スパークリングワイン・オブ・ザ・イヤー」にも選ばれています。
取り扱い予定のワイン
取り扱いが開始されるワインは、全5種類です。各ワインは750mlで提供され、以下のような特徴を持っています。
- - グリューナー・フェルトリーナー ポイスドルフ 2024 - スパイシーな風味と繊細なミネラル感。
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希望小売価格:3,500円(税抜)
- - グリューナー・フェルトリーナーリート・ヘルマンシャッハーン 2023 - エレガントでミネラルに富んだ味わい。
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希望小売価格:5,800円(税抜)
- - グリューナー・フェルトリーナーリート・サウバーグ 2023 - 複雑味があり、ジューシーでジューシーな存在感。
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希望小売価格:7,000円(税抜)
- - ヴァイスブルグンダーアルト・レーベン 2023 - フローラルノートとヘーゼルナッツの香りが特徴。
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希望小売価格:7,500円(税抜)
- - ブラン・ド・ブランゼロ・ドザージュ 2016 - 高貴さを醸し出すゼクト。
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希望小売価格:20,000円(税抜)
これらのワインは宿泊・飲食業界をはじめ、百貨店やワインショップでも取扱予定です。エブナー・エベナウアーのワインを通じて、その卓越した品質とストーリーを体験してみてはいかがでしょうか。