最新AI技術を活用した受注業務の効率化を実現する新サービス
株式会社ユーザックシステムとWEELは、業務の自動化と効率化を図る最新のサービス「受注業務AIエージェント」のPoC(Proof of Concept)を開始します。このサービスは、特に難しいとされていた業務プロセスの中で、AIとRAG(Retrieval Augmented Generation)技術を駆使して実現されます。2024年8月1日より、サービス利用を希望する企業の募集が始まります。
AIエージェントの導入背景
ユーザックシステムが提供している受注業務効率化の取り組みは、過去20年間にわたり進化してきました。しかし、依然として「得意先や担当者ごとの対応が異なる」といった従来の課題が残っていました。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)を導入することで生産性は向上したものの、依然として「人の判断が必要な業務」が多く、属人化が進んでいました。
特に、バックオフィス業務に必要な人材の確保は今や危機的な状況です。このような中で、ユーザックシステムの自動化ノウハウとWEELの生成AI技術が組み合わさり、「受注業務AIエージェント」の開発に至ったのです。
PoCサービスの目的
この「受注業務AIエージェント」は、特に非定型業務に焦点を当てています。RAG技術を用いることで、AIに業務知識を学習させ、実際の業務実行を可能にします。受注業務の特性である「得意先ごとの出荷ルール」や「出荷単位の変更」など、多様なケースを想定し、それに基づいて自動化を行います。これにより、業務の属人化を解消し、効率化を促進します。
対象業務とPoCの概要
対象とする業務はFAX、Web経由、メール、LINEによる受注であり、多様なチャネルからの受注を処理するための仕組みが整備されています。AIが「人の判断」を代替することで、業務の省力化を図ります。また、これによりRPAを使った後続処理も自動化可能となることが期待されています。
企業の募集に関して
「受注業務AIエージェント」は、受注業務の効率化に向けた重要なステップとなります。企業が直面する「人手不足」や「属人化」の問題を解決する手段として、このPoCサービスが役立つでしょう。参加希望の企業は、2024年8月1日より利用申し込みを受付けます。
【紹介ページ】
受注業務AIエージェントPoCサービスの紹介ページはこちら
このサービスを通じ、受注業務のDX(デジタルトランスフォーメーション)の一環として、さらなる業務効率化と企業の成長を目指します。今後の展開にご期待ください。
会社情報
企業情報として、ユーザックシステムは大阪市に本社を置き、業務の効率化やRPAの分野において高度なノウハウを持つ企業です。一方、WEELは東京の新宿区に拠点を置き、生成AIに関するコンサルティングや開発を行う企業です。両社が連携して新しい業務自動化のビジョンを築き上げます。
詳細な問い合わせ先や最新情報は、各社の公式サイトでご確認ください。