横浜市営地下鉄にクレジットカードタッチ決済サービスが導入されます！

2024年12月4日水曜日、横浜市営地下鉄に新たな乗車サービスがスタートします。このサービスはクレジットカードやデビットカード、プリペイドカードによるタッチ決済を活用したもので、全40駅での導入が予定されています。乗車方法は非常にシンプルで、お手持ちのタッチ決済対応のカードやスマートフォンを専用のリーダーにタッチするだけで改札を通過し、乗車できる仕組みです。これにより、従来のICカードへのチャージやきっぷの購入が不要になり、よりスムーズな移動が実現します。

実証実験は2027年度末まで続く予定で、運賃は大人のICカード運賃と同額の1円単位で設定されています。また、タッチ決済は多様な決済ブランドに対応しており、VisaやJCB、American Expressなどが利用可能。特に注目すべきは、横浜市営地下鉄が首都圏・東日本の地下鉄において初めてこのサービスを導入するという点です。

この取り組みによって、沿線に住む地元の人々のみならず、横浜へ訪れる観光客にとっても利便性が高まります。乗車知識が少ない観光客でも、タッチ決済を利用すればスムーズに移動することができるでしょう。新たな生活様式に応じた交通サービスの提供が、横浜市交通局の目指す方向性です。

特に、タッチ決済システムは、国際標準のセキュリティ技術に基づいており、安全性も考慮されています。カードやスマートフォンをタッチするだけで決済が完了し、手間のかかるサインや暗証番号の入力も不要。今後はコンビニや飲食店、百貨店などでもタッチ決済が広がり、日常生活の様々な場面で便利に利用できるようになるでしょう。

さらに、「stera transit」というソリューションを通じて、三井住友カードはこの新たなサービスを支援しています。交通運営者のキャッシュレス化を促進し、地域の経済活性化にも寄与することが期待されています。

QUADRACは、交通事業者向けの決済プラットフォーム「Q-move」を提供し、タッチ決済の履歴確認をサポートします。利用者はQ-moveサイトにアクセスし、「マイページ」の会員登録を済ませることで、自分の決済履歴を簡単に確認できます。

これからの横浜は、タッチ決済の広がりによって、より便利で快適な生活環境が整うことでしょう。横浜市営地下鉄のタッチ決済で、キャッシュレスな移動を楽しんでみてはいかがでしょうか。