奈良市フレンチ「ラ・テラス」が業態変更、親しみやすい新たな食空間へ

奈良市のフレンチレストラン「ラ・テラス」が新たなスタート

奈良県奈良市に位置するフレンチレストラン「仏蘭西料理ラ・テラス」は、2025年6月末をもって現在のフレンチ業態を終了し、全く新しい形態のレストランにリニューアルすることを発表しました。このリニューアルは、より多様なニーズに応え、訪れる人々が気軽に楽しめる場所を提供することを目指しています。

リニューアルの背景

2005年の開業以来、ラ・テラスは地域の特産を活かしたコース料理と、心を込めたサービスによって多くのお客様に愛されてきました。ミシュランガイドに掲載されることや、JALの機内食を監修するなど、その評価は高く、地元の食文化を発信する重要な拠点となっています。若草山の麓や春日大社の近くにあるこのレストランは、静かな環境の中で季節を感じながら食事を楽しむことができる特別な場所です。

リニューアルの理由の一つには、「もっと気軽に来たい」というお客様の声がありました。特別な occasion だけでなく、日常的に立ち寄れるレストランへと変えることで、地域に根付いた食文化をさらに広げたいとの思いがあります。また、以前この地に存在したホテルの閉館による背後にあった思いや歴史を再認識し、より多くの人々に訪れてもらえるような新しい場所を創出しようとしています。

特別イベントのお知らせ

リニューアルに先立ち、2025年6月1日から27日まで「感謝の一皿」イベントが開催されます。この期間中、シェフ高田からの特別な料理が提供され、いつものコースに追加の一皿が付くという嬉しい特典があります。価格はランチが8,800円から、ディナーは15,000円からとなっており、普段とは異なる体験を楽しむことができます。特別なひとときをぜひお楽しみください。

新しい業態の詳細

リニューアル後の新業態は、フレンチを基盤にしたオールデイダイニングスタイルになる予定です。具体的には、ランチ、カフェ、ディナーが楽しめるようになり、利用シーンが広がります。営業時間は、ランチは5,000～6,500円、カフェが1,500円、ディナーは9,000円前後という想定予算です。

日常使いしやすいレストランを目指し、気軽に立ち寄れる食空間が提供されることになります。公式HPやSNSでも随時、変更情報が更新されるので、最新情報を随時チェックすることをお勧めします。

シェフ高田のメッセージ

シェフ高田和明氏は、「20年間、奈良で多くのお客様に特別な時間を提供してきました。新たな挑戦を通し、多くの方々に喜びを分かち合える場所にしたいと考えています。」と語ります。新しいレストランにかける意気込みやお客様への感謝の気持ちを大切にしながら、日常に寄り添った居心地の良い空間を創造していくということです。