bgrassとWaffleが手を組み、IT業界のジェンダーギャップ解消に挑む
女性エンジニア向けのハイスキル転職支援サービスを提供する
bgrass株式会社と、教育を通じてIT業界のジェンダーギャップ解消を目指す
NPO法人Waffleが戦略的パートナーシップを発表しました。この提携により、両者は日本国内のIT企業における性別の不均衡を解消するための新たな取り組みを始めることとなります。
背景とは。
日本のIT業界は、女性エンジニアの参入に対する障壁が依然として高く、その結果としてジェンダーギャップが生じています。bgrassは、「IT業界のジェンダーギャップを融かす」という理念のもと、サステナブルな職場環境を提供することに尽力してきました。また、Waffleは、女子およびノンバイナリーの学生に対して、プログラミングやIT知識を無償で提供し、将来のIT業界における多様性の向上を図る活動を展開してきました。
この度の提携によって、bgrassは新たにWaffleのスポンサーとなる企業に
『WAKE Career サステナブル職場診断』を導入します。この診断は、国際的な基準である
WEPs(Women's Empowerment Principles)に基づき、企業の職場環境を「働きやすさ」「働きがい」「フェアネス」の観点から評価します。
具体的な取り組みへ
第一弾の取り組みとして、診断の結果に基づき企業は
DE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)を推進し、より多様性のある職場環境を整備することができます。このプロセスを通じて、企業が女性エンジニアにとってよりよい職場を提供する助けとなるのです。
bgrassの代表取締役、咸多栄氏は、「この診断は、IT業界のジェンダーギャップ解消に特化して開発されました。このパートナーシップを通じて、診断が業界標準となることを目指しています」と述べています。
一方、Waffleの理事長、田中沙弥果氏は、「IT業界におけるジェンダーギャップを解消するためには、根本的な構造改革が必要です。より多くの企業がこの取り組みに参加することで、持続可能な職場環境を実現できると確信しています」とコメントしています。
今後の展望
今回のパートナーシップにより、両者はIT業界のジェンダーギャップ解消へ向けた活動を強化する予定です。Waffleのスポンサーとなる企業に対して、積極的な診断を実施し、
『サステナブル職場診断』をIT業界における多様性の指標として位置付けていく計画です。
この診断によって、企業は自社の現状を把握し、どのような対策を講じるべきかが見える化されます。今後、より多くの企業がこの取り組みに参加することで、日本のIT業界におけるジェンダーギャップの解消が進むことが期待されています。
終わりに
bgrass株式会社とNPO法人Waffleのコラボレーションは、IT業界における男女平等を実現する重要な一歩です。今後の活動に注目し、さらなる情報を待ちましょう。