新たな思いを形にした『muneposiタオル』
株式会社arikataが提供する「muneposiタオル」は、乳がんの経験を持つ女性と胸にコンプレックスを抱える女性が協力して開発した商品です。このタオルは、胸元をさりげなく隠すことを目的としており、さまざまなシーンでの利用が期待されています。
東京都トライアル発注認定制度
2024年度、新たに認定された「muneposiタオル」は、東京都が中小企業の新商品を支援するための「東京都トライアル発注認定制度」に認定されました。この制度では、新規性が高く優れた商品やサービスが認定され、PR活動や試験的な購入を通じて、商品を広めるサポートが行われます。認定を受けることで、東京都のWebサイトや産業交流展での紹介など、普及支援がなされるのです。
設立の背景と製品の特徴
式ブランドとしてスタートした株式会社arikataは、乳がん経験者である代表の渡部和香子氏が立ち上げた会社で、肩の痛みや心の傷と向き合う新しい商品を作り続けています。「muneposiタオル」は、特に温泉や急な着替えが必要な状況において、胸を隠したいと考える女性に向けて作られました。
このタオルは、表面の凹凸生地や水に濡れても体のラインを隠せる設計が特徴です。裏地にはガーゼ素材が使用され、快適なつけ心地を実現。また、メッシュ素材の首部分は、シャンプー時でもストレスを感じさせません。十分な長さがあり、安心して使用することができるのもポイントです。
新柄『ハッピーリバティ』が登場
東京都トライアル発注認定を記念して、新柄「muneposiタオル(ハッピーリバティ)」が2025年4月に発売される予定です。価格は4,500円(税込)。この新柄は、女性たちに明るい気持ちを提供することを目指しています。
具体的には、健康診断や乳がん関連の手術後、あるいは日常生活において、胸元を隠したいと考えるあらゆる女性に寄り添う商品として、評価されています。特に防災時や避難所でのプライバシー保護のためにも使える仕様が施されています。
株式会社arikataの展望
株式会社arikataは、かき消されがちな女性特有の悩みをしっかり受け止め、新たな選択肢を生み出すものづくりを続ける考えです。今後も「muneposiタオル」を通じて、多くの女性の声をカタチにし、社会に寄与していくことを目指しています。
このように『muneposiタオル』は、女性たちの心と体のケアを物理的にも精神的にもサポートする商品です。このタオルが多くの女性にとって、心の支えや快適な日常を提供することを期待しています。