新たな書店の誕生と「HONYAL」支援サービスの魅力
近年、日本全国で数多くの新しい書店が登場しています。その中で、株式会社トーハンが提供する書店開業支援サービス「HONYAL」は、多くの個性的な書店の誕生を後押ししています。2026年の春から初夏にかけてオープンした新しい書店を紹介し、その魅力や特徴を探ってみましょう。
文庫 十と灯
2026年5月24日、岩手県紫波町にオープンした「文庫 十と灯」。古くに建てられた旧紫波郡役所の1階を改装したこの書店は、地域の文化交流を図る場としての役割も果たしています。店主の菊地十郎氏は、テレビ業界での長年の経験を経て、第二の人生として書店主を志しました。店の名前には、交差点のように人と人が出会い、また本同士が出合う場を目指すという願いが込められています。
店内では古書や新刊を揃えており、幅広いジャンルの本が手に入ります。特に、報道に携わった経験を元にしたマスメディア関連の書籍も充実しています。また、著者を招いたイベントや地域との連携も企画しているとのこと。地域の人々が集い、交流する場所としての役割を果たすことが期待されています。
P.E.B
神奈川県相模原市に2026年5月29日オープンした「P.E.B」は、「PEOPLE EARTH BOOKS」の略称です。店主の水谷佑佳氏は、成熟社会における人や地球に優しい仕組みを作ることをテーマに掲げています。この書店はカフェ「カドナリ」内にあり、おいしいコーヒーとともに読書のひとときを楽しむことができます。
P.E.Bでは、人間と自然、人と人が繋がる本を多く取り扱っています。 フルタイムの仕事を持つ水谷氏は、効率的な運営を目指してAIを活用しつつも、選書は自身が行い、質の高い本をそろえています。
風土水
愛知県一宮市に2026年6月6日オープンした「風土水」は、地域に根付いた文化を育む書店です。運営する一般社団法人「対話と五感と庭」の代表理事である棚橋浩之氏は、旧工場をリノベーションして書店を立ち上げました。この施設は、食堂やアウトドアショップと共存しながら、コミュニティの交流の場となっています。
店名の「風土水」は、旅を通じて経験した人との出会いや自然の大切さを反映しており、対話を重視した本との出会いを提供しています。
indigoandbooks
東京都世田谷区の「indigoandbooks」は、2026年6月11日にオープンした新しい セブンの本とインドカレーを融合させた店舗です。インディゴという染料が文化をつなぐように、食と文化と本を繋げることをテーマにしています。夫婦で経営するこの書店は、料理書や志向を持つ本が豊富に揃っており、イベントも企画する意向があります。
星くず堂
2025年12月に駄菓子屋として始まり、2026年6月に本屋としてオープンした「星くず堂」は、地域のコミュニティを重視した店舗です。星勇人氏と星絵里沙氏が運営し、「田舎の駄菓子屋さんと、本屋さんと」をコンセプトに、交流の場を提供しています。
HONYALでの品揃え拡充
既存の書店もHONYALとの契約を通じて品揃えを拡充しています。大阪の「FOLK old book store」や福岡の「BOOKSHOP本と羊」など、HONYALが支援することで新たな挑戦や運営のスタイルを模索しています。
まとめ
これらの新たな書店は、地域の文化やコミュニティとの融合を目指し、HONYALの支援によりユニークな試みが展開されています。これからも、書店が地域の空間として、また人と人をつなぐ大切な場所として機能し続けることが期待されます。今後、これらの店舗がどのように成長していくのか、目が離せません。