名古屋のカームダウンルーム
2024-12-03 15:25:33

名古屋にカームダウンルーム設置で快適な観戦空間を提供|アジア大会に向けて

名古屋にカームダウンルームが誕生



名古屋市に位置する日本ガイシアリーナでは、アジア・アジアパラ競技大会に向けた新しい取り組みが始まりました。タック株式会社が手がけるミニマルデザインのワークブース「Pa・O Calmdown(パオ・カームダウン)」が2階ロビーに設置され、発達障害や感覚過敏のある方々が安心して競技を観戦できる空間が提供されることになったのです。

実証実験の概要



2024年の8月から実証実験がスタートし、名古屋市と協力のもと様々なシーンでの利用が進められています。夏の期間には地域学生の水泳大会などで利用され、11月以降はアイスリンクに変わることで、フィギュア大会やその他のイベント利用が主となります。カームダウンルームは、外部の刺激を減少させる工夫が施されており、誰もがストレスを感じずに楽しむことが目指されています。

安心して過ごせる環境の提供



このカームダウンルームの設置背景には、誰もが安心して楽しめる観戦環境作りへの強いニーズがあります。特に、発達障害の方々にとっては大きな音や視覚的刺激が過度のストレスを生むこともあり、安心して競技に参加できるような支援が求められています。Pa・O Calmdownは、そんなニーズに応えるために開発されました。

カームダウンスペースとは?



カームダウンスペースとは、感覚に敏感な方が心地よく過ごすためにデザインされた空間です。大きな音や雑音を抑え、視覚的な刺激を軽減することでリラックスできる環境が整えられています。これにより、緊張や興奮を和らげることが期待されています。発達障害を抱える方々が、公共施設や競技会場で快適に過ごせるようにするこの取り組みは、幅広い支持を得ているのです。

製品開発の背景



タック株式会社は、今回のカームダウンルームの普及に向け、製品開発を進めてきました。住宅や介護施設向けの建材やインテリア家具を製造する企業で、カームダウンスペースの需要の高まりを受けて、この新しい製品の開発に取り組むことが決まりました。カームダウンスペースには、音や光を遮断する機能が求められ、その特性を既存のパネル製品で実現することに成功したのです。

利用者の声を反映した改善



現在、実証実験を通じて利用者からのフィードバックを収集しており、使用感や設置場所の条件、さらなる改善点などを検討しています。この意見は、今後のカームダウンスペースの開発において重要な要素とされ、実際に利用されることでより良い空間作りに役立てられています。

地域への広がりと今後の展望



日本ガイシアリーナに設置されたPa・O Calmdownは、アジア・アジアパラ競技大会に向けて地域の方々にも広く利用されることが期待されています。今後も、スポーツ観戦を楽しむ全ての方々が快適に過ごせるよう、新たな取り組みや改善が進められるでしょう。

まとめ



タック株式会社のPa・O Calmdownは、名古屋市において実証実験が行われることで、発達障害や感覚過敏の方々への配慮がなされた観戦環境の提供へ一歩近づきました。安心して競技を楽しむためのカームダウンスペースが、今後さらに広がりを見せることが期待されます。


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会社情報

会社名
タック株式会社
住所
愛知県名古屋市中区正木4丁目2番31号
電話番号
052-682-3300

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