信頼と安心の「食の3重丸」認定製品
一般財団法人 雑賀技術研究所が発表した「2025年 食の3重丸認定製品」は、全国102社から厳選された323製品が認定されました。これらの製品は、「日本産」「安心」「美味しさ」という3つの基準に基づいて選ばれており、消費者に自信を持って提供できる逸品ばかりです。
この「食の3重丸」は、今年で16年目を迎えています。日々の食卓に豊かさと安心を届けることを目指し、厳正な審査を経て認定を行ってきました。今年も、長年愛され続けている製品から、国産素材を用いた新しいグラノーラや果実酢など、豊富なラインナップが集まりました。
食の3重丸の魅力
日本各地の魅力ある製品
全国から集まった認定製品の中には、地域特産の素材を生かした商品や、環境配慮を重視する企業が手掛けた製品が多く含まれています。これにより、消費者はその土地の特性や環境への配慮が反映された食品を選ぶことができます。
信頼の審査基準
認定された製品は、すべて独自の厳しい審査基準をクリアしています。具体的には、残留農薬や放射線検査を経て、その安全性が確認されます。さらに、認定後も市販品の抜き取り検査や製造現場の突撃検査を行い、常に品質を維持・向上させています。
未来を見据えた食文化
日本が誇るみそや醤油といった発酵食品は、次世代へと伝えたい大切な製品です。「食の3重丸」は、未来に残したい食の価値を再確認するきっかけを提供してくれます。
食の3重丸の設立背景
現代は、情報が溢れかえる中で、安心・良質な食品を見極めるのが難しい時代です。そのため、食の3重丸では、人々の食に対する不安を解消し、日本の農業や環境に配慮した食品を守る活動を行っています。具体的には、以下の4つの方針を掲げています。
1.
国産品の意識を持つ - 自国で生産された食品を大切にする意識を促進すること。
2.
作り手の支援 - こだわりを持って作り上げている生産者の応援。
3.
生活者の目利き - 安全で良質な製品を見極められるようにするための情報提供。
4.
第三者の立場での審査 - 生産者や販売者から独立した立場での公平な審査を行うこと。
このような取り組みを通じて、「国産農産物の生産活動を支援し、地球に優しく、安心でおいしい製品を広める」ことを目指しています。
認定製品カタログの無料配布
「2025年 食の3重丸認定製品カタログ」は無料で配布しています。欲しい方は応募フォームからご請求可能です。なお、食の3重丸では認定製品の販売は行っておりません。
雑賀技術研究所について
この活動を支える雑賀技術研究所は、昭和38年に設立された非営利団体です。米の精米技術をはじめ、農業や食品関連での技術開発に取り組んできました。「技術を通じて社会の利益と発展に貢献する」という理念のもと、和歌山市で60年の歴史を持つ研究所です。
彼らは、安全で豊かな未来につなげるため、科学の楽しさを子どもたちに伝える活動や、食に関する不安を解消し、食料自給率向上を目指す取り組みにも力を入れています。
雑賀技術研究所は大規模組織ではありませんが、誰かの幸せを追求することを目的に日々活動を続けています。