タキロンの新部門
2021-09-22 14:00:04
タキロンシーアイがDX戦略推進部を新設しデジタル化を加速
タキロンシーアイが新たにDX戦略推進部を設立
タキロンシーアイ株式会社が、デジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるために新たに設立した「DX戦略推進部」は企業の将来に向けた重要な動きです。この部門の主な役割は、これまで各部門でバラバラに進行していたDX施策を一元的に指導、監督し、全社的な戦略を策定することです。これにより、業務の効率化だけではなく、全社的な業務の高度化に向けた取り組みが進むことが期待されています。
DXの新たな方向性
まず、このDX戦略推進部では、デジタル技術を利用してビジネスプロセスを革新し、さらには新しいビジネスモデルの創出を目指します。これにより、競争力が強化され、企業としての成長が図られることになるでしょう。特に、現在の急速な環境変化に対応するためには、素早い適応力が求められています。このような背景には、過去2年間の新型コロナウイルスの影響で働き方が大きく変わったことも挙げられます。テレワークやオンライン会議が普及する中で、企業は新しい価値やサービスの提供方法を見直す必要に迫られています。
設立の経緯
タキロンシーアイは、2017年に2社が合併した結果、新たなスタートを切りました。以降、基幹システムの統合やRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入など、多くの施策が行われてきました。また、昨年には全社で「デジタル化状況の可視化」調査が実施され、これに基づいて自社の強みと弱みを分析。さらに、タキロンシーアイのデジタル活用に向けたマスタプランが策定されました。その上で、本年4月に設立された「デジタル戦略室準備委員会」が、DX推進の基盤となる3つの要素「戦略」「組織」「人材」を定義し、今回のDX戦略推進部設立に至ります。
担当役員のコメント
新設されたDX戦略推進部におけるタキロンシーアイの執行役員であり部長を務める小川良二郎氏は、「タキロンシーアイグループは2030ビジョンとして、創造的進化で地球の未来に確かな『安心』と『心地よさ』を届ける企業グループの実現を目指しています」と語っています。
また、小川氏は「この部門の設立により、タキロンシーアイのデジタル化が加速し、各部門の連携を強化していく考えです。新しい技術を活用して、どのようにお客様に価値を提供するかが問われています。新しい働き方を実現し、3年後、10年後には『あそこがスタート地点だった』と振り返っていただけるような取り組みを進めます」と、未来への意気込みを表明しました。
このように、タキロンシーアイのDX戦略推進部は、企業の未来を見据えた新しい取り組みを進めていくと同時に、デジタル技術を駆使して全社的なトランスフォーメーションを促進する役割を果たしていくでしょう。これにより、さらに進化したタキロンシーアイの姿が期待されます。
会社情報
- 会社名
-
タキロンシーアイ株式会社
- 住所
- 大阪府大阪市北区梅田3-1-3 ノースゲートビルディング
- 電話番号
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06-6453-3700