望月けい個展「俗世」2023年開催
イラストレーターとして広く知られる望月けいの個展「俗世」が、池袋PARCOで11月21日から12月15日まで開催されます。この展覧会は、2019年の初個展から数えて6年ぶりのもので、期待が高まっています。今回は、数十点の新作イラストをはじめ、オリジナル作品や過去作品も含む約100点を一堂に展示する予定です。
展示コンセプトとテーマ
「俗世」というタイトルには、情報過多な現代社会において、アートを通じて人々が作品の本来の魅力を再発見し、深い人格的なつながりを形成して欲しいという思いが込められています。展示スペースは、特に「退屈」「騒音」「盲目」という三つのテーマに合わせて構成されており、来場者が自らの観賞眼と向き合いながら、作品の持つ本質的な価値に向き合う体験ができます。
アーティストの挑戦とライブペインティング
この個展では、望月氏が会場でリアルタイムに描くライブペインティングも行われます。期間中は、毎日12:15から1時間の間、作品制作が進められ、その過程を体感することができます。ライブペインティングは、該当時間に入場した方のみが観覧可能で、長時間の滞在や撮影は遠慮させていただくようです。
記念商品について
また、個展の開催に合わせて、限定の記念商品も販売される予定です。商品ラインナップは一部公開されており、購入は1回の入場につき1回のみ可能とされています。ただし、一部商品は購入数に制限が設けられることがあるため、事前にPARCO FACTORY公式Xで情報を確認することをお勧めします。
アートディレクションとコメント
今回の展覧会のコンセプト設計は有馬トモユキ氏が担当しており、現代アートの中で求められる表現の幅広さを示しています。望月氏は、アートを通じて自らの思索や感情を形にしようとしており、来場者との深いコミュニケーションを目指しています。彼自身も「個展を開く意味について考察し、それを体現するための機会にしたい」とコメントしています。
開催概要
- - 会場: 池袋PARCO 本館7F PARCO FACTORY (東京都豊島区南池袋1-28-2)
- - 会期: 2023年11月21日(金)~12月15日(月) 11:00-21:00
- - 入場料: 一般 1,000円、中高生 500円 (小学生以下無料)
この機会に、望月けいの魅力を存分に楽しみに来てみてはいかがでしょうか。アートを通じて、新しい発見と感動を体験することができる貴重な時間です。