映画『窓』MADOから学ぶ化学物質過敏症の重要性
2024年11月1日(金)、東京・丸の内で「映画『窓』MADO」を基にしたセミナーが開催される。このセミナーでは、映画の監督である麻王氏が化学物質過敏症について語る。この病気は、近年ますます注目を集め、多くの人々の生活に影響を与えている。
セミナーの概要
セミナーは、12時10分から12時40分の間に行われ、参加費は無料。ただし、全体のイベントである「住まいのGoodAirEXPO」の入場申し込み(3,000円)が必要である。『窓』MADOは、横浜の副流煙裁判をもとに制作された映画で、その中で描かれる化学物質過敏症の問題について、参加者と共に視点を深めていく。
麻王氏は、私たちがどのように世界を「視る」か、そしてその視点がどのように認識に影響を与えるかを考察することの重要性を強調している。何かを「視る」ことは、時に私たちが直面したくない事実と向き合うことを意味する。そのため、参加者は自己の認識を更新し、共生に対する新しい考え方を探求することになる。
講師について
麻王氏は1988年に神奈川県横浜市で生まれ、東京藝術大学美術学部デザイン科を卒業後、CMディレクターとしてキャリアをスタートさせた。2012年より㈱東北新社で中島信也に師事し、2014年に演出家デビューを果たす。2020年にはフリーランスとして独立し、多くの映像作品を手掛ける。2022年には初の長編映画『窓』MADOを公開し、国内外で評価を受けた。特に、2024年の日本映画祭ロサンゼルスでの「BEST ACTOR AWARD」受賞など、その功績は多岐にわたる。
EXPOの詳細
このセミナーは第一回住まいのGoodAirEXPOの一環として提供される。EXPO自体は2024年11月1日の11時から17時15分まで開催され、入場料は3,000円(18歳以下は無料)。来場者には、2回のケータリングサービスやセミナー受講後の修了証書発行といった特典も用意されている。会場はfabbit会議室丸の内で、東京駅からも徒歩圏内の利便性に優れたロケーションだ。
参加方法
参加希望の方は、まず「住まいのGoodAirEXPO」への入場申し込みを行う必要がある。特に、化学物質過敏症についての知識を深めたい方や、自身の暮らしに取り込みたい人々にとって、非常に貴重な学びの場となるはずだ。このセミナーが新しい視点を与え、参加者一人ひとりの生活に少なからず影響を与えることを期待したい。
まとめ
映画『窓』MADOは、ただのエンターテインメントではなく、社会的な問題を考えるための出発点でもある。このセミナーによって、参加者は化学物質過敏症についての理解を深め、その後の生活に活かすことができるだろう。興味のある方は、ぜひ足を運んで、その目で新たな視点を体験してほしい。
開催情報
- - 日時:2024年11月1日(金)12:10~12:40
- - 場所:fabbit会議室丸の内(東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストN館19F)
- - 参加費:無料(入場には申込が必要)
参加は事前の申し込み不要だが、入場には注意が必要だ。詳細は公式サイトを参照してほしい。